おいそこの犬【安室透/降谷零】 (ページ23)

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22 梓side ページ23

ー梓sideー

土曜日、今日は朝から1時までのシフトで、そのあとやることがなかったので
ユリちゃんをショッピングに誘った

ユリちゃんは私より4歳年上だけど妹のような存在。

性格は犬みたいに元気で顔もすごく童顔。余裕で私より年下だと思ってたから22歳って聞いた時は腰が抜けるかと思った(笑)

ユリちゃんと安室さんの組み合わせは女子高生からとても人気があって
"ダブルベビーフェイス"と呼ばれている。

本人たちは知らないだろうけど(笑)

でもこの2人本当にお似合いなの！！

兄妹でもいけるかもしれないけど私的にはくっついてほしい！！

安室さんのあの意味ありげな返答は絶対に脈ありだ！！！

だとしたらあとは…

「ねえねえユリちゃん！安室さんのことどう思う？！」

『へ？？』

いきなりのことで何のことかわかっていない様子のユリちゃん。

かわいい。すごくかわいい。正直私がもらいたいぐらいだ。

「安室さんのことを好きだったりする？恋愛的な意味で！」

『んんー恋愛か～。私したことないからわかんない！』

「え？！！そうなの？！！じゃあ彼氏いたことは？！」

『？？ないよ～』

驚いた。すごく驚いた。

こんなにかわいい子をほっといて世の中の男はいったい何をしているんだ‼

「こ、告白は？？」

『ん～あれって告白なのかなぁ？』

「えっ？どんなこと言われたの？！」

『一緒にディナーどう？とか家に来ない？とか
Love me.(僕を好きになって)とか？』

「えええええそれって完全に告白じゃん！！！」

そうだそうだったユリちゃんアメリカにいたんだった！！
でもLove meって……羨ましい、、！

「そ、それで、？全部断っちゃったの？」

『もちろん！だって好きじゃないもん！』

もんって、、！！
かわいいいいいいいいいいi(無限

『梓ちゃんは？？』

ああああそんなキラキラした可愛い目で見つめないでユリちゃん…

「私はユリちゃんが好きだよ」

『へ？？』

しまった。つい本音が、、！！

『へへ～私も梓ちゃん大好き！』

と抱きついてくるユリちゃん

キャーーーやばいやばいやばい！！
こんな可愛い子に抱きつかれて女子高生たちにバレたら炎上する、、！！

『あっ！見て！！あれ可愛い！！行こっ！梓ちゃん！！』

急に私の手を引いて走り出すユリちゃん。

今日は私の命日でしょうか。神さまありがとう。