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チェックアウトをして警察庁へ向かう。
ちなみにホテル代は零が払ってくれた。
どこまでイケメンなんだこの男は。
『零今日は何時まで?』
「最低でも日が変わる前には終わらせる」
『手伝う』
「ユリ疲れてるだろ?帰ってきたばかりだし。先に家戻っとけ」
『こんなの慣れてるわよ。それに零と一緒にいたいし…』
「はぁぁ…可愛い」
『何言ってんのよ』
そう言って窓の外を見る
すると膝の上にある手を握られた
チラッと目が合う。
この野郎
悪い顔してやがる。
「相変わらず初々しいな(笑)」
『…零相手だからよ』
「..ッ//」
急に静かになったと思って隣を見ると耳まで真っ赤の零。
よっしゃ。勝った。
そう思っているといつのまにか本庁に着き車を止めた零が耳元で
「あとで覚えておけよ」
『、⁈//』
やっぱり零には勝てないと思った。
車を降り、助手席のドアを開けてくれる。
「お姫様、お手を」
そう言い手を差し伸べてくる零。
やめてくれ。ほんとに王子様にしか見えないのだから。
しょうがなく手をとる。
その瞬間引き寄せられ
チュッ
『あっ/』
「行きましょうか、姫」
『お姫様扱いしないでよ』
「ユリは俺のお姫様だよ」
なんでこんな恥ずかしいことサラッと言えるかな。
流石に本庁で手を繋いでいるのはまずいので今は繋いでいないが、、
近い。すごく近い。
さっきから肩や手がぶつかっている。
『…零、、わざとでしょ』
「ん?なにがだ?」
とニヤニヤしてるコイツ
絶対わざとだ。
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みかん(プロフ) - 夢主ちゃんが高嶺の花って感じがたまらないです...!更新頑張ってください!! (2019年3月13日 13時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Saran | 作成日時:2019年3月1日 23時