☆ ページ7
バスに揺られて、少し経つと打ち上げ会場に着いた。
雰囲気のいい店で、各々が席に着く。
「しょーたくん！隣座ってもいいですか？」
「別にいいけど」
俺の隣にあいつが座り、何を食べるか何を飲むとかいろいろ聞いてくる。俺は適当に相槌を打ちながら、あいつのしたいようにさせている。俺に構ってばっかりで、あいつが食べていないのに気付いた俺は
「俺ばっかに構ってないで、お前も食えよ」
「食べてるんで大丈夫ですよー」
「こーじ君、ちゃんと食べて飲まないと酔っぱらうから駄目だよ」
いつの間にかあいつの隣に来ていた目黒が、甲斐甲斐しく世話を焼いている。
いつ来たんだよ！さっきまであっちで照と話してたじゃんかよ。
「あれ？めぐきゅんや！食べて飲んでるから大丈夫やで！」
「ちょっと飲みすぎだよ？いつもそんなペースで飲んでないでしょ？」
いつも？こいつらそんなに一緒に呑んだりしてるんだ。
「今度、しょーたくんも一緒に呑みましょう！俺、ホテル帰っても寂しくて、遅くまでめぐきゅんに付き合ってもらって呑んだりしてるんですよ！しょーたくんもいたらめっちゃ楽しいです」
あいつは、俺の様子を窺うように不安そうに俺を見つめてくる。
「たまには、いいけど」
俺の返事が予想外だったのか、目玉が飛び出すんじゃないかと思うくらい目は見開いたあいつ。
「やったー！！○太君好きですー」
そう言って、俺に飛びついてきた。絶対こいつ酔ってるだろ。
どう対応するか考えていると、横から手が伸びてきた。
「こーじ君？○太君困っちゃうから、俺のほうおいで？」
「んー・・・・いや！しょーた君にくっついとる！」
目黒の問いかけを拒否して、さらに俺にくっついてくる。
「おい！」
「しょーた君？」
俺が声をかけると、酔っているせいだろう。トロンとした目で俺を見つめてくる。
「ふっか！」
「んっ？なーにー？」
「俺、こいつ連れて帰ってそのまま帰るわ！」
遠くにいるふっかに声をかけ、こーじの荷物を持ち、帰る準備を始めた。
その様子を見つめていた目黒が
「俺が連れて帰りますから、○太君は飲んでてくださいよ」
「今日はいーわ。いつも送ってんだろ？こいつも離れないし、俺が連れて帰るわ」
そう言うと、目黒は何か言いたそうだったが
「じゃあお願いします」
「おう。ほら立て」
あいつに声をかけ、二人分の飲み代を置いて店を出た。
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冬華(プロフ) - リクエストありがとうございます！めっちゃ良いです！！康ちゃんモテモテ(*ノ▽ノ)もう、何回も読んでニヤニヤしちゃいました(*´ω｀*)まさか、こんな長く書いて頂けるなんて思わなかったのです！ほんま、ありがとうございました(。´Д⊂) (2019年7月4日 7時) (
レス) id: fe2120ea73 (このIDを非表示/違反報告)
あんちゃん(プロフ) - 香澄さん» 香澄さんお返事ありがとうございます！さくこじ大丈夫です！順番に書いていますので、少々お待ちください。 (2019年7月2日 21時) (レス) id: 749c07556f (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - あんちゃんさん» 返信ありがとうございます。そうなんですね、了解です！ さくこじをリクエストしても良いですか？ シチュエーションは作者様にお任せします。よろしくお願いします。 (2019年7月2日 17時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
あんちゃん(プロフ) - 香澄さん» お返事遅くなりまして、申し訳ありません。リクエストありがとうございます。大変申し訳ないのですが、作者の力量不足で今現在では橙受けしか書けません。書けるようになりましたら、チャレンジしてみたいと思います！ (2019年7月2日 13時) (レス) id: 749c07556f (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。どのお話も、悶えながら読ませて頂いてます。リクエスト失礼します。阿部ちゃんと照くんでさっくんを取り合いするお話。めめあべ、だてさくの3作品をお願いしたいです。作者様のペースで大丈夫ですので！よろしくお願いします。 (2019年6月20日 0時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんちゃん | 作成日時：2019年5月22日 23時
