お化け屋敷(黒×橙) ページ12
こーじ君にヤキモチを妬かれてから少し経って
「なぁなぁ、めぐきゅん」
「なぁに?こーじ君」
俺に背中を預けながら休んでいるこーじ君が、声をかけてきた。
「あのなぁ・・・いや、やっぱり言わん!」
そう言うと自分の膝に顔をくっつけてしまい、黙ってしまった。
この人は、普段どんどん突っ込んで来るくせに、こういう時になぜか言いたいことを我慢してしまう悪い癖があるんだよなぁ。なんでなんだろう?
「気になるから言ってよ」
こーじ君にそう告げると、こーじ君は俺の様子をうかがいながら話し始めた。
「うーんとな・・・・俺とも一緒に行かん?」
行くってどこだろう?俺とも?こーじ君以外と行っていて、こーじ君と行っていない場所ってあったかな?むしろ、こーじ君とばっかり色んな所に行っているんだけどな
「こーじ君からのお誘いなら、どこにでも行くけど、どこに?」
「 」
小さすぎてしっかり聞いてないと分からないくらいだったけど
「・・・お化け屋敷??」
まだ、お化け屋敷気にしてたのかー!!!
「俺は大丈夫だけど、こーじ君怖いの苦手じゃない?大丈夫?」
確か、お化け屋敷企画の時でも物音に物凄くびっくりしてた気がするんだけどな。
俺の問いかけに対して、こーじ君は体を俺のほうに向けて俺の耳元で
「俺も、めぐきゅんに守ってほしいんやもん」
と恥ずかしそうに告げた。なんなの?この人?あぁー可愛いー!俺の恋人可愛すぎて、俺を殺しに来てるんじゃないか?って思ってしまう。
「・・・・よし!今から行こう!」
「えっ、めぐきゅん今から?!」
「そんなこと言われたら、俺がしっかり守ってあげるから今から行くよ!」
こーじ君に荷物をまとめさせて、こーじ君の腕をつかみ楽屋を後にした。
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「あいつら、今からお化け屋敷いくの!?」
「Mrお化け屋敷は行かなくていいの?」
「行かないよ。それに、あいつら邪魔したら目黒に一生恨まれそう」
「僕も行きたいなー。○太君一緒に入りましょう!」
「俺はもう絶対入らない!」
「ラウールー!俺と行こう!」
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冬華(プロフ) - リクエストありがとうございます!めっちゃ良いです!!康ちゃんモテモテ(*ノ▽ノ)もう、何回も読んでニヤニヤしちゃいました(*´ω`*)まさか、こんな長く書いて頂けるなんて思わなかったのです!ほんま、ありがとうございました(。´Д⊂) (2019年7月4日 7時) (レス) id: fe2120ea73 (このIDを非表示/違反報告)
あんちゃん(プロフ) - 香澄さん» 香澄さんお返事ありがとうございます!さくこじ大丈夫です!順番に書いていますので、少々お待ちください。 (2019年7月2日 21時) (レス) id: 749c07556f (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - あんちゃんさん» 返信ありがとうございます。そうなんですね、了解です! さくこじをリクエストしても良いですか? シチュエーションは作者様にお任せします。よろしくお願いします。 (2019年7月2日 17時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
あんちゃん(プロフ) - 香澄さん» お返事遅くなりまして、申し訳ありません。リクエストありがとうございます。大変申し訳ないのですが、作者の力量不足で今現在では橙受けしか書けません。書けるようになりましたら、チャレンジしてみたいと思います! (2019年7月2日 13時) (レス) id: 749c07556f (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。どのお話も、悶えながら読ませて頂いてます。リクエスト失礼します。阿部ちゃんと照くんでさっくんを取り合いするお話。めめあべ、だてさくの3作品をお願いしたいです。作者様のペースで大丈夫ですので!よろしくお願いします。 (2019年6月20日 0時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんちゃん | 作成日時:2019年5月22日 23時