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『なにさっきからマヌケな顔して』
「へ?」
『いや、さっきからすっごい顔してるから。
一人でにらめっこでもしてんのかと思って笑』
「し、してない、から!」
いままでは文句のひとつやふたつ言えてたのに
好きなんだと自覚してしまってから
なんだか毎日が過ごし辛くなった
テレビを観てても
君と同じ苗字に敏感になって反応して
どこか君に似ている俳優さんを好きになったり
全然好きじゃなかったのに
甘ったるく笑う笑顔も
私を呼ぶちょっとかわいい声も
なんとも思ってなかったのに
最近はその笑顔で名前を呼ばれるだけで幸せで
でも
こう思ってるのは私だけで
君はなんとも思ってないのかと思うと
少し腹立たしくて、悲しくなる
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さくら(プロフ) - saki148431さん» コメント頂き、とても嬉しいです!最後まで楽しんで頂ければ幸いです! (2019年12月26日 23時) (レス) id: 7b5fe598df (このIDを非表示/違反報告)
saki148431(プロフ) - このお話とても好きです!続き楽しみに待ってます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: 619e5732e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2019年10月22日 20時