04 ページ4
今日だっていつもと変わらないくだらない話をして
馬鹿に付き合ってたはず
なのに
「Aさぁ、」
と、急に私に手を伸ばしてくる大輝
なんだろうと思っていた矢先
大輝の手が私の顔に近づきそっとマスクを下にずらす
予想外のその行為と
近づいた君との距離に一瞬にして胸が高まる
そんな私の気持ちとは反対に
マスクを外した私の顔を見て
「やっぱりニキビ減ったよねぇ〜」
なんて
ゆったりとした口調で言われた君らしい言葉
よく見てくれてるな、なんて思ってしまう。
でもそれよりも
さっきの近づいた君との距離や行動に
まだドキドキしている自分がいて
『ねぇ聞いてる?綺麗になったよね?』
大輝の声なんて聞こえなかった
58人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - saki148431さん» コメント頂き、とても嬉しいです!最後まで楽しんで頂ければ幸いです! (2019年12月26日 23時) (レス) id: 7b5fe598df (このIDを非表示/違反報告)
saki148431(プロフ) - このお話とても好きです!続き楽しみに待ってます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: 619e5732e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2019年10月22日 20時