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*
「・・て言うか洋平くん、ほんとに私で良かったの？」
こうなった後だけど、やっぱり疑問というか
未だになんだか信じられないような気がして
「え？まだそんなこと言う？
前にもタイプだって言ったじゃん」
「・・・それ、ほんとなの？
口説き落とす為のリップサービスじゃなくて？」
「ほんとだよ。最初は一目惚れだし。
あとはAさんの仕事してる姿見ていくうちに
どんどん好きになってった」
「え、そう、、なんだ、、」
「決定的だったのは俺が嘘ついて契約取ったのを
責めずに庇ってくれた時かな」
「え、あの時？」
「うん。俺、この人のこと、絶対自分のもんにしたいって思った。
仕事に一生懸命なとこも、すごく好きだよ。
俺さ、恋愛は二の次三の次くらいの人の方がいいんだよね」
「え、私、そんなつもりないんだけど、、、」
「えー？そうなの？
でもこんなにかっこいい年下に口説かれても
全然なびかなかったじゃん？」
「それ、自分で言う？笑」
「はははっ」
私の言葉に洋平くんが
いつもの大きな笑い声を響かせる。
バンドマンだから朝は気怠いイメージを勝手に想像してたけど、
どうやら寝起きはすこぶる良いタイプみたい。
「じゃあさ、Aさんは？
俺のどこを好きになってくれたの？」
「え、私？私は、、なんか分かんないけど、知らないうちにすごく気になるようになっちゃって、、」
「ふはっ、マジで？それ、俺の作戦勝ちじゃん！笑」
そう言ってまた大きな口を広げながら
屈託のない笑い声を漏らした。
ああ、そうか。
自分に興味がない女の子を一年掛けて口説き落としたことがあるっていう川上くんの手口に、私はまんまと引っ掛かっちゃったのね。
「ねえ、Aさん。俺またAさんの可愛い声・・・、聞きたくなってきちゃった」
洋平くんの細くて長いキレイな指が、
体のラインをなぞるようにスルリと滑っていく。
「ちょっと、朝からなに言って、、、」
「朝からもアリでしょ？」
「、、、ナ、、シッ！！！」
今度は頭の下にあった枕を引っ張りだして、
洋平くんの顔に押し付けた。
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叢雲(プロフ) - 吉野さん» 楽しみにしていただいてありがとうございます。お疲れな彼女を甘やかしてあげる洋平さんでしたー。雰囲気が最高と言っていただけて嬉しいです。続きもお楽しみいただければと思います(^-^) (2022年2月24日 0時) (
レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
吉野 - 更新楽しみに待っていましたε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ洋平さん と主人公さんの雰囲気がとっても最高です(≧∇≦)b続きが益々楽しみになりました( ´艸｀)身体に気をつけて毎日を楽しくお過ごし下さいませ(^_^)ゞ (2022年2月22日 22時) (レス) @page48 id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - あゆさん» こちらこそお読みいただいてありがとうございます。ドキドキしていただけるかは分かりませんが、続きもお楽しみいただければ幸いです！ (2022年2月8日 0時) (レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - 瑠々花さん» ご覧いただいてありがとうございます。なんだか不穏な空気が流れてましたね。続きもお楽しみいただければと思います(^-^) (2022年2月8日 0時) (レス) id: 7fa6a761c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - こんばんは。更新ありがとうございます。転の展開ですね〜！若さとか勢いとか、どう転がっていくのか…。ドキドキしながら、楽しみに待たせていただきます。 (2022年2月8日 0時) (レス) id: b6bdc3d8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叢雲
| 作成日時：2021年9月22日 23時
