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24 柱の力の一部 ページ27

「雪の呼吸 伍ノ型 江雪」

六体飛びかかった鬼は全て首を落とされる

あと何体いるんだろう

「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」

また襲いかかる鬼を女性を守りながら斬る

「ゴホッ……ハァハァ…」

呼吸を使いすぎた……

キツい…苦しい……


「二種類の呼吸…」

女性も驚いていた

「もうすぐ喰エル」

下品な声に怪訝な表情を浮かべる

喰われてたまるものか

「水の呼吸…えっ」

顔を上げた時残っていた鬼がもうすでにいなかった

単純に上?いや…誰もいない

目線を周りに集中させる

「…ぁあ!」

鬼殺隊の女性がよろよろと立ち上がり真っ直ぐ走って行く

走っていた先をみると




「あ…れ?」

あの人って…

「うむ、これで全てか」

「炎柱様!ありがとうございました!」

「稀血の君は人一倍気をつけなさい、傷が深いようだ この後胡蝶屋敷に行くといい」

「はい!ありがとうございます!」

あの羽織…あの町に入る前に見た…

炎柱…?

ってことは…鬼殺隊…トップ!?

えっ…普通に驚いた…

「……橘川少女」

「え…はい!」

呼ばれた!?なんで!?

「襟元を正すといい!」

声デカっ!

ん…?襟元?

少し視線を体に向けるとすこしはだけていた

嘘!?

「すみません!」

慌ててなおしたが恥ずかしさが抜けなくて困っているA

他の隊服のようにボタンではなく和服の襟だからはだけやすい

恥ずかしい…

顔を上げればいつのまにか煉獄がかなり距離を詰めていることに驚く羽目になる

「煉獄さ!?……すみません…炎柱様…」

危ない…煉獄さんと呼ぶのは馴れ馴れしい…

「君も中々の戦いぶりだった、ゆっくり休むといい!」

煉獄は微笑みながら頭を撫でていた

「助けてくれてありがとう!」

あっ…

「いえ…私は……」

なぜだろう…煉獄さんにずっと撫でられてる…

「あの…」

「あぁすまない、俺は藤屋敷に戻るが君は?」

「私も戻ります…」

「そうか、では一緒に向かおう」

「はい…」

煉獄さんが…鬼殺隊だって…

気づけなかった……

一歩後ろをついて行き歩く

「橘川少女」

「なんでしょう、炎柱様」

「その呼び方についてだが」

呼び方!?

「先程通り煉獄で構わない」

屋敷であった時の大声とは違う柔らかなトーン

同一人物なのが驚きだ

「しかし…失礼に」

「あたらない、俺が許可をしている、問題はないだろう」

歩きながら前しか見ていない煉獄さんの顔を少し見る

この人とは中々目が合わない…

25 ※風変わりの少女→←23 その男煉獄杏寿郎



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ルナイト☆(プロフ) - みんみさん» コメントありがとうございます!コメ内容の嬉しさに私は空を飛べそうです!頑張らせていただきます! (2021年1月11日 20時) (レス) id: f41e96a315 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - こんにちは!コメント失礼します。煉獄さんが好きすぎて一気に読んでしまいました^ - ^煉獄さんの登場楽しみにしてますっ!! (2021年1月11日 13時) (レス) id: 51bdc8dd02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルナイト☆ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年11月6日 16時

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