【鬼滅の刃】存在する理由を求めて

16 色変わりの刀 ページ18

十五日後

私は少し遅めに目を覚ます

理由は外が騒がしいからだ

「なんの…騒ぎ？」

体をゆっくりと起こし立ち上がる

「炭治…ろーう！？」

関節技！？！？

えぇ！？まって刀！？

ひょっとこ！？まてまてまて！

情報量が多すぎるー！！！






「それで、これがお前の刀だ」

「あぁ…どうも…」

二刀ある…なんで？

一刀は短刀だ…

鞘から抜き手に持ってみる

まって鋼塚さん…近い近い

「あのぉ……あれ」

刀に目をやればみるみる刃が白くなっていった

炭治郎が黒？だったよね……

私は白…

「だぁぁぁぁぁ！くっそぉおぉぉお！」

ﾋｴｯ！また怒る！？

その時だった

「カァーカァー！」

「ワンっ！」

烏と柴犬が家に到着した

「竈門炭治郎！司令ヲ伝エル！」

柴犬から紙を受け取り確認する

「北西ノ町へ向カエ！ソコデハ少女ガ消エテイル！」

少女……？

「毎夜毎夜、少女ガ消エテイル！ソコニ潜ム鬼ヲ見ツケ出シ伐ツノダ！竈門炭治郎！心シテカカレ！」

少女な毎夜…

「鬼狩リトシテ最初ノ仕事デアール！」

「最初の…仕事…」

私はもう一度司令の紙へ目を通す

「…あ…れ」

「ん？どうしたんだ？」

「いや…そうだよね…」

司令の紙を炭治郎に見せる

「私…全然違う場所での任務だ…」

北北西へ向かえ そこにいる鬼を討伐し子供が消える事件を断ち切れ

と書いてあった

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