14 目覚めと再会 ページ16
その時だった
ガタンッと音と共に戸が内側から蹴り倒された
えっ、はずれた…
ゆっくり歩いて出てきたのは起きている禰豆子
炭治郎と顔を見合わせて再度確認する
間違えない、寝ていた禰豆子さんだ
「禰豆子！！お前！起きたのか！」
炭治郎の元に禰豆子が走ってくる
「禰豆子！」
炭治郎も動かない足を必死に動かして禰豆子の元へ走る
しかし
「あっ！」
途中で炭治郎がころんでしまった
「炭治郎！」
慌てて私も炭治郎の後をおう
しかし追いつく前に禰豆子さんがしっかりと炭治郎を抱きしめた
私も自然と走るのをやめる
よかったね、炭治郎…
禰豆子さん…起きて…
感動の文字がよく似合う光景を見守る
その時身体に痛みが広がる
いってて……そういえば…私も吹っ飛ばされたなぁ…
受け身がなってなかったかな…
泣き出した炭治郎を見ながら禰豆子さんを見る
「…」
こちらをずっと見ている？
「…ん？」
首を傾げて禰豆子さんを見つめた
「…」
手招きをされる
なんだろ…
小走りで禰豆子さんに近づき中腰になりかけたとき
「うわっ」
手を強く引っ張られた
そのまま一緒に抱きしめられる
「禰豆子…さん？」
視界には禰豆子さんの髪と地面
顔をあげると鱗滝さんが薪を落としてこちらへやってくるのが見えた
三人一緒に抱きしめられる
「…」
何も…言えない…口が動かない…
ただ…ただ…鼻が痛い…目が熱い…
喉が締め付けられる…
「よく…生きて戻った…」
「あ"あ"ぁ"ぁ"…」
炭治郎が声を上げて泣き出すと同時に私も目を力一杯閉じ泣いた
「…ぅっ……くっ…ｳｸﾞｯ…」
自分の目を手で覆いながら
師匠と妹さんの腕の中で泣いた
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ルナイト☆(プロフ) - みんみさん» コメントありがとうございます！コメ内容の嬉しさに私は空を飛べそうです！頑張らせていただきます！ (2021年1月11日 20時) (
レス) id: f41e96a315 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します。煉獄さんが好きすぎて一気に読んでしまいました^ - ^煉獄さんの登場楽しみにしてますっ！！ (2021年1月11日 13時) (レス) id: 51bdc8dd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナイト☆ | 作者ホームページ：
作成日時：2020年11月6日 16時
