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Aは動く影のあとをつけて行く為に､少し相手に近づいてみる｡
A「…あれ､もしかして呪霊か？！」
Aが見たその姿は､人と言うには形容し難いものだった｡恐らく呪霊で間違いないだろう｡着いていく価値は十分にある｡
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
呪霊のあとをつけて行ってから数十分｡もう来た道もあまり覚えていない｡
A(チッ…どこまで行くんだ｡この先になんて何もないじゃないか……ん？)
そろそろ諦めようとした時､自分達の進行方向に､何かが見えてきた｡
それは､今にも崩れそうな､古びた小屋だった｡
しかも､呪霊はその小屋に入っていく｡
A(ますます怪しい｡つけてきて正解だったな)
Aもそのまま小屋の中に入ろうとしたその時｡
悟「A」
A「ひゃぁぁああ？！」
いつの間にか､背後に悟がいた｡
悟だけではない｡傑と硝子も一緒だ｡
悟はかなり怒っているっぽい｡
悟「お前こんなとこで何してんの」
A「え…っと…いや…」
硝子「急に黙って消えるのは良くないぞ〜」
傑「皆探していたんだよ？」
A「うぅ…すまない……ﾃﾞｽ」
Aは3人に謝り､事情と状況を説明した｡
傑「…この小屋に入って行った？！」
悟「コノヤロウだけどナイスA」
硝子「じゃあ早速入るか…」
悟「おう」
Aの話を聞き､3人に少し緊張感が走った｡
悟「じゃ行くぞ…！」
悟が､勢いよく小屋の戸を蹴り破り､中に突っ込んでいく｡
しかし､そこはただのホコリ臭くて汚いだけの小屋の中だった｡呪霊どころかネズミもいない｡
悟「…あ？何もいねぇじゃん」
A「なっ､そんなはずは…」
傑「気のせいとかではないのかい？」
A「いや！確かに見た！」
傑「そ､そうか」
自分でも予想しない出来事に戸惑うA｡
悟「いや､別に疑ってないからいいよ｡そんなことよりどうすんだ？せっかく掴んだ手掛かりどっかに消えちまったぜ？」
A「う…」
硝子「いいよいいよ､気にすんなって｡今日は帰ろうぜ」
A「そうだな､もう時刻も遅いし…」
皆の役に立つつもりが､心配をかけてしまった挙げ句結果的に何も残らなかった｡
さすがのAもショックと申し訳なさで落ち込んでしまう｡
悟「だから気にすんなって硝子が言ったろ｡帰って皆で晩飯食おうぜ」
A「…うん…！」
…少し､元気が出た｡
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まゆゆ - 悟ですか(^^) 楽しみです (´∀｀*)ｳﾌﾌ (2021年1月26日 16時) (
レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
一二三(プロフ) - まゆゆさん» 今のところ関連キーワードに載せてある通り､悟オチにしようと考えてます(^^) (2021年1月25日 8時) (レス) id: 2b9d75d59a (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - ところで誰オチですか? (2021年1月25日 6時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
一二三(プロフ) - まゆゆさん» ありがとうございます…！嬉しいです!!!まだ慣れないですが頑張りますね( ；∀；) (2021年1月24日 23時) (レス) id: 2b9d75d59a (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - 続きはやく読みたいです(^o^)(^o^) めちゃくちゃ面白いです＼(^o^)／ (2021年1月24日 21時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一二三 | 作成日時：2021年1月19日 2時
