海賊と、夕日と、それから船。/ブライアン・クロックルス ページ1
リクルーティングが終わり、束の間の休憩時間を楽しんでいるヴィランズの手下達。
各自好きなところで休憩している。
「姉貴〜お疲れ!」
「ああ、ブライアンか。お疲れ様」
フック船長の手下───ホックとブライアンはS.S.コロンビア号の甲板にいた。
潮風が爽やかに頬を撫でる。
「何だか...懐かしいな」
ホックの発した一言にブライアンは
ビックリした様にホックの横顔をマジマジと見つめた。
「船が?」
「ああ」
確かに懐かしい感じがする。
あの蛸...エイトフットのジョーなら海が懐かしいというのだろうが、
自分達からすればS.S.コロンビア号のような大きな船が懐かしいのだ。
「この望遠鏡を覗いたらさ。見えるかな、ネバーランド!」
「ふふっ、見えるんじゃないか?」
そんな他愛もない話をしながら、二人は沈みゆく太陽を眺めた。
きっと、自分達のマスターもあの太陽を見ていると信じて。
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チェシャ(プロフ) - 更新致しました!! (2020年6月11日 0時) (レス) id: 1182daeffd (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - 更新させて頂きます!! (2020年6月10日 23時) (レス) id: 1182daeffd (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - 更新致しました! (2020年5月31日 20時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - 更新致します! (2020年5月31日 18時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
チェシャ(プロフ) - 更新しました! (2020年5月28日 3時) (レス) id: 1182daeffd (このIDを非表示/違反報告)
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