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「ハァ ハァ」
壊理「大丈夫お姉ちゃん…私のことならもう…｣((「大丈夫！」
壊理「…！」
「もうあなたが不幸になる必要なんてない！私はそんな人に手をさしのべられる世界にしたい…(ヒーローがいなくても…………差し伸べられる手が限られる世界なんてそんなのいやだ！………)」
ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「まて！」
少し遠くから響く声
(このままじゃ追いつかれるな)
…!!
ミリオ「！君は…！」
ばったり会ってしまったヒーローに私は不覚にも希望を抱いてしまった
「タンタン！壊理ちゃんを頼んだ！｣
ミリオ「タンタン！？…え！？」
「…ゴメンね壊理ちゃん。ここでお別れだよ｣
壊理「やだ！行かないで！」
「私はヴィラン…この意味わかるよね」
壊理「…！！」
ミリオ「……君はどうするの」
「ヒーローに助けを求めるまでもないわ。さっさと行きなさい。これはヴィラン同士の戦いよ
あんまり居座るとほんと壊理ちゃん誘拐するからね｣
あんまり時間がないためそう言い残し私はオーバーホールの元へ走った
壊理「お姉ちゃん！！！」
後ろから壊理ちゃんの声はしっかりと聞こえていた
ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「戻ってきたと思えば…壊理はどうした」
「そんなに執着するなんて、やっぱりあの赤い注射は壊理ちゃんから作られたものなのね(死柄木は教えてくれなかったけど…)
あんな小さい子供の身体を使って…この外道！！！｣
ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「死柄木は
「言ったでしょ………私の単独行動だって」
ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「聞いているぞ。あの2人も裏切ったみたいだな。」
トガちゃんとトゥワイスのことかな？
「…まぁあの二人が大人しくしているわけじゃないか…まぁ、いいや。」
トガちゃんから貰ったナイフを取り出す
「それならとことんヤりましょうよ」ﾆﾔﾘ
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作者名：リリーダ | 作成日時：2021年10月21日 20時
