無個性でもヴィランになれますか Part2【死柄木弔】 (ページ6)

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56（番外編）ページ6

「あれ、まだ起きてたんですか？」

夜眠れなくて、たまたまあかりが着いている部屋に来た

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「お前こそ。あんまりうろうろしていたら迷子になるぞ」

「心配してくれるんですか？」

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「壊理の世話役がいなくなるのが困るだけだ。」

「ふーん。そういえばあの時とっさの嘘で夫婦なんて言ってましたけど、もっとほかに言うこと無かったんですか？」

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「勘違いするな。あの時エリが来なければお前を殺そうとしたんだぞ。お前はその程度のやつだ」

「あーはいはい。(察して個性を拒絶してましたよ)…んん？？」

不意に頬に触れるｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙに戸惑う

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「……やはりな」

触れた手をじっと見る

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「触れても蕁麻疹が出ない。この世界のやつは病人だ。だが……お前はそう感じさせない何かがあるらしい」

そう言うと私を覆うように前に立つ

「ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ…さん？」

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「………はぁ。さっさと行け。出口はあっちだ。」

「は、はぁ。体に悪いので貴方も早く寝てくださいね…では。」

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「………」

体に悪いのは、お前のせいだ。

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「あと少しで襲うところだった。」

何だこの、気持ちは…

ｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ「Aだったか…」

本当に厄介なやつだな。

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評価20人👏( ˘ω˘ )

あと、あけおめ