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放課後、進路指導室。
ドアをノックすると、
「‥‥‥？」
返事がない‥‥？
気付いてないのか、
まだ、来てないのか。
「‥‥‥せんせ？」
そーっと、ドアを開けると、
「‥‥‥わ！」
誰かに、腕を引っ張られて、
その誰かの胸に、すっぽり収まった。
あたしの後ろでは、
ドアと、鍵が締められる音。
「‥‥‥！」
びっくりして、顔を上げると、
「大倉、先輩‥‥！」
あたしを見下ろして、
少し、笑ってる。
「‥‥‥なんで？」
あたしが、
状況を理解できずにいると、
『ほんまに、横山先生のこと、好きやねんなぁ。』
大倉先輩が、話し出した。
『友達に、これ、横山先生から苗字に、って言って、本渡しただけやのに‥、』
「‥‥‥、」
『‥‥ほんまに、現れるとは。』
ひどい‥‥。
‥‥‥騙したんだ。
「ひどい‥‥。」
先生と、こうして会えること、
あたしにとっては、
すごく嬉しくて、貴重なことなのに。
先輩を、睨みつけると、
『ひどいのは、どっちなん。』
「‥‥‥え？」
先輩が、あたしを見下ろす。
『金曜日は、俺の相手する、って約束したはずやけど‥‥、』
「‥‥‥、」
『ここに来たってことは、俺との約束、すっぽかそうとしたってことやろ？』
「‥‥‥、」
約束って‥‥、
先輩が勝手に決めたことじゃない。
でも、言い返せなかった。
→
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HARUKALI(プロフ) - たっちょんさん» こんにちは！続編書かせて頂く予定なので、その際は宜しくお願いします(*^^*) (2015年1月19日 14時) (
レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
HARUKALI(プロフ) - ∞章∞さん» ありがとうございます(*^^*)ドキドキして頂けたようで良かったです♪今書いているものが終わったら続編を書く予定なので、宜しければ、そちらもお願いします(^^) (2015年1月19日 14時) (レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
HARUKALI(プロフ) - 夏さん» 面白かっただなんて、嬉しいです(^^)/不完全燃焼で終わったので、もう少ししたら続編を書かせて頂く予定です。 (2015年1月19日 14時) (レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
たっちょん - すごくおもしろかったです!続編見たいです(*^^*) (2015年1月17日 10時) (レス) id: 7928419e80 (このIDを非表示/違反報告)
∞章∞(プロフ) - ドキドキしながら一気に読ませていただきました！きみくんカッコよすぎるー！！大倉さんのちょっと強引なとこにもキュンキュンしっぱなしでした！ (2015年1月15日 23時) (レス) id: 771ee26093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARUKALI
| 作成日時：2014年12月19日 12時
