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.
『‥‥‥、』
ぺこっ、て、頭を下げて、
通り過ぎようとしたら、
『‥‥良かったん？』
大倉先輩の声に、足を止める。
「‥‥‥え？」
『‥‥何で、嘘ついたん、』
顔を、上げられない。
上げたら、もう我慢できなくなる。
『もっと、言うたったらええやん、』
「‥‥‥、」
『ほんまに好きやったのに‥‥って、』
「‥‥‥、」
『何で、騙してたん？‥‥って、』
「‥‥‥、」
『言うたらええやん‥‥、』
そんなの、言えないよ、
ほんとに好きだから、
今でも好きだから、
言えないんだよ‥‥、
「‥‥‥、」
下を向いたまま、
涙がぽたっ、て、床に落ちた。
「‥‥‥っ、」
せっかく、堪えてた涙が、
次から次へ、溢れていく。
『‥‥‥、』
「‥‥‥っ！」
顔を上げられないでいると、
ふわっと、先輩のにおい。
『‥‥全然、大丈夫ちゃうやん、』
「‥‥‥、」
前に、屋上で、
「大丈夫」って言ったこと、
覚えてたんだ。
『でも‥‥よう頑張ったな。』
先輩に、抱きしめらて、
「‥‥‥、」
先輩の胸にしがみついて、泣いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく、そうしてると、
後ろから、ドアの開く音がしたから、
先輩から離れて、振り返った。
『‥‥‥っ、』
先生が、進路指導室から、
出てきたみたいで、
あたし達と、目が合う。
「‥‥‥、」
『‥‥‥、』
『‥‥‥、』
３人とも、何も言わない。
「‥‥‥、」
『‥‥、』
先生が、何かを言おうとしたのが見えた、
けど、
「‥‥‥っ！」
その瞬間、
大倉先輩に、また抱きしめられて、
『‥‥‥、』
先生は、何も言わずに、
去って行った。
→
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HARUKALI(プロフ) - たっちょんさん» こんにちは！続編書かせて頂く予定なので、その際は宜しくお願いします(*^^*) (2015年1月19日 14時) (
レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
HARUKALI(プロフ) - ∞章∞さん» ありがとうございます(*^^*)ドキドキして頂けたようで良かったです♪今書いているものが終わったら続編を書く予定なので、宜しければ、そちらもお願いします(^^) (2015年1月19日 14時) (レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
HARUKALI(プロフ) - 夏さん» 面白かっただなんて、嬉しいです(^^)/不完全燃焼で終わったので、もう少ししたら続編を書かせて頂く予定です。 (2015年1月19日 14時) (レス) id: 3063411188 (このIDを非表示/違反報告)
たっちょん - すごくおもしろかったです!続編見たいです(*^^*) (2015年1月17日 10時) (レス) id: 7928419e80 (このIDを非表示/違反報告)
∞章∞(プロフ) - ドキドキしながら一気に読ませていただきました！きみくんカッコよすぎるー！！大倉さんのちょっと強引なとこにもキュンキュンしっぱなしでした！ (2015年1月15日 23時) (レス) id: 771ee26093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARUKALI
| 作成日時：2014年12月19日 12時
