Changer!! 【東海オンエア】

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最初はそんな純粋な恋だったのに、ひん曲がってしまったのはいつからだろうか。





そんなもの何事もある日を境にあるに決まっている



ただ、いまは思い出したくないが。









「Aならいい先生になれると思うよ？ 」






てつやさんはニコニコしながら私へ向かって言ってくれた






照れ臭くて、話を逸らそうとてつやさんの話題になるように話を振った








「そういえば、三木さんとはどうですか？ 」







「それならね、バッチリなんだ。最近はレジの時にしっかり話せるようにまでなったし認知されてる」







意外とてつやさんちゃっかりしてるんだな、なんて感心してしまう






私も三木さんもいる金曜日は、金曜日のくせに空いているため私は品出しやバックヤードでの仕事が多く2人の様子を見ていなかった








「今度さ、デート誘おうかなって」





「デート！ 攻めますね」







「もうそろそろいいかなって、頃合いを伺ってて今こそその時かなと！ 」






「いいじゃないですか、イケイケ！ 」








頑張るてつやさんを見て自分も勉強に精を出そうと思った









筈だったのに









まさかあんなことになるなんて思ってもいなかった









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あれから数日後、その日はたまたま昼のシフトに入っていて仕事を終えてロッカーで着替えてる時だった









「〜!…‼」









外から大きな話し声のようなものが聞こえてくる





…誰だろう？






帰る支度を終えて裏口から外へ出ようとドアノブに手をかけるとさっきの声はしっかりと言葉になって私の耳を通過した








「そう！ だからあの東海オンエアのてつやとだよ？ 」









その高くて甘い声は紛れもなく、あの三木さんの声だとすぐわかった

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