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帰り道、腕を組んでまた駅までの道を歩く
「花火、見れなかったね」
「花火より夢中になっちゃってね」
「アホだね私たち」
あの後はご察しの通り。
ただ周りが察しているより少し大胆だったかもね
「…調子乗ってごめん。」
「いや違うの、私がりょうくんと…」
途中までいってハッとする。今かなり恥ずかしいこと言おうとしていた
「なに〜？」
ニヤニヤと私を見下ろすりょうくん
「でた、黒いりょうくん」
「嫌い？」
「好きでござんす」
完全にバカップル。でもこんなのも悪くない、そう思える
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帰り道、駅構内でリスナーさんに声をかけられていたりょうくん
いつも見てます、とか好きです、とかたくさん応援の声をもらっていて嬉しそうな彼を横で見ていた
「あの、佐藤Aさんですよね？もしかして…彼女なんですか？」
私の方を見ながらリスナーさんはりょうくんに聞く
実って早々か。いやまぁ考えて見ればそうだ。りょうくんだって有名人だし私も、それなりに有名人。
どう答えるのかな、なんてドキドキしていると
「そう、大切なひと。でもまだ公表してないからコレね」
そう言いながら口に人差し指を当てる
「はい！御幸せに」
運良くマナーを守ってくれる良いリスナーさんだったらしく、そのまま特に問題もなくお別れした
「友達って答えても良かったんだよ？動画に悪影響でたりしない？」
「でたらでたときだよ。Aが彼女なのに、隠すのなんておかしいでしょ？」
つり革につかまりながら私に諭すように話すりょうくん。
「それに、
Aがいればひとりじゃないからいいの」
ほらまた、
突然こうやってドキっとさせることを確信犯で言うりょうくんはずるい
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oss.2(プロフ) - りょーかさん» 初期から読んでくださってたんですね(;_;)長々と続きましたが最後までご覧になってくださってありがとうございました。暖かいお言葉をいただけて嬉しいです！ (2017年9月11日 22時) (
レス) id: e9a15ad6af (このIDを非表示/違反報告)
りょーか(プロフ) - 完結おめでとうございます！ルート分岐する前からずーーーっと読んでました！！てつや、としくんの作品も読ませていただきました。読みながらニヤニヤが止まりません笑笑新作楽しみにしています！お疲れ様でした！ (2017年9月11日 22時) (レス) id: 893f196d81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oss_2 | 作成日時：2017年8月20日 20時
