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報告 M ページ33

雅紀side

楽屋までの帰り道。

ニノと前みたいに、面白いゲームの話や、今度遊ぼうよなんて誘ってみたり普通に話していた。

ニノもニノで、今まで通り、何もなかったように話が進む。

やっぱこの距離感が落ち着く。いつも楽屋ではそんなに騒がしくない僕でもニノの前では色んなことを楽しく話せて、それが無理してるってわけでもなく、自然にそうなるのだから、やっぱりニノとは合うんだと思う。

今こんなに充実した瞬間を送れるのも、昨日翔ちゃんがちゃんと向き合ってくれたおかげで、これからちょっとややこしくなりそうだけど、俺には理解してくれてる人が2人もいる。松潤やリーダーに話す時も、翔ちゃんはきっと助けてくれるだろうし、何よりも大事なニノがそばにいる。

そう考えるだけで、なんだか強くなれた。

いざ、楽屋へ。

少し松潤の反応が気になり緊張する。

入って一番最初に目に入ったのは、翔ちゃんが新聞から顔を上げ、「おかえり」と微笑んでくれた顔。その翔ちゃんの膝にはリーダーの頭がのっている。

台本を読んでいた松潤も、顔を上げ「遅かったね」と声をかけてくる。

そこにニノが「ジュース迷っちゃって」と上手い言い訳でかわし、所定の場所に座る。

俺は、翔ちゃんの隣に腰掛け、今あったことを話し出す。

少し翔ちゃんとの距離を詰めた時、ニノからの複雑そうな視線を感じた。

そんなニノに、大丈夫だよという意味を込めてニコッと笑顔を向けて、話を続けた。

そんな俺の話を、翔ちゃんは新聞に目を向けながらもちゃんと聞いてくれて時々相槌を打ってくれる。

全て話終え、翔ちゃんの顔を見ると、「おめでとう」と言ってくれた。

「松潤達の方もそんなに考えなくていいと思うよ。なんか都合がいいって言ってたし。説明は必要だけど、反対はしないよ、きっと」

「そうなんだ。でも、都合がいいってどういう意味だろう。」

「な。でも、近いうちに話し合うことになるだろうし、その時にはわかるでしょ?」

「そうだよね。じゃあ、みんなのスケジュール見て、また考えるね。」

「うん。そうしな!僕もちゃんと協力するから。」

「ありがとう。俺も松潤と翔ちゃんが上手く行くように協力するね」

そのままおれも所定の位置に戻り、台本を読んでいた。

気づく O→←経過 S



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あゆか(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます!続き楽しみにしてます! (2019年1月5日 20時) (レス) id: ccb64c5c75 (このIDを非表示/違反報告)
山いちご(プロフ) - 紅竜霧斗さん» 返信遅くなってすみません(;´Д`)そーですよね!直しました!ご指摘ありがとうございます(^^)面白いと言って頂けて光栄です( ´∀`)少しずつでも更新して完結できるよう頑張るので、またぜひ読みに来てください! (2014年10月3日 0時) (レス) id: 049c62948b (このIDを非表示/違反報告)
紅竜霧斗(プロフ) - とても面白いです。でも、タイトルがbandiになって、これだとバンヂかと…。banbiではないでしょうか。お話、とても面白いです! (2014年8月20日 11時) (レス) id: 78a5d9f934 (このIDを非表示/違反報告)
山いちご(プロフ) - コメの返信遅れてすみません>_<ありがとうございます!とっても助けになってますw更新頑張ります!wTwitterの方でもよろしくお願いします! (2013年11月12日 20時) (レス) id: c7fed21b20 (このIDを非表示/違反報告)
諭吉 - Twitterでお世話になってます諭吉です!全部読ませてもらいました。すっげぇ面白かったです((灬∀灬)) 続きが気になるし、文才めちゃくちゃあるからもっと書いてほしいな。更新楽しみにしてます! (2013年9月3日 19時) (レス) id: a42b977c09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山いちご | 作成日時:2013年4月20日 20時

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