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(※変合体の話)
細い通りに入った時に、ふと息遣いが聞こえた。んー？なんだなんだ。それはすぐわかった。
「……あ」
「………こんにちは、ルパンレッドさん。なんか面白そうなことしてるね。楽しい？」
「ぜんっぜん楽しくない！」
そこにいたのは兄さんを背負うルパンレッドで、兄さんは目隠しヘッドホンに合わせて手も縛られていた。ん？背負ってるんじゃないのか、背中がくっついている？兄さんがジタバタと暴れるもんだからルパンレッドの顔が苦しそうに歪んでいる。
「ギャングラーの、能力とか」
「ご明察…。くっそ、お巡り重い！」
「兄さん、筋肉多いから」
「おとなしくさせて欲しいんだけど！なんか無いの！？」
「あると思う？」
「メンドくせえ答え方すんな！無いなら無いって言え！」
兄さんがうおお、と吠える。うるさいうるさい。
「じゃあ兄さんが気づく前に立ち去るね。頑張って」
「くっそ、さっさとどっかいけ」
はいはい、じゃあね、と彼らに手を振って離れる。少し歩いていると隣をパトカーが駆け抜けた。GSPOの文字が入ったそれの運転手は咲也さんで、隣にはつかささんが見えた。そうか、兄さんがあんな状況だから。ん？後ろから何か叫び声が…？後ろを振り向いて、すぐにわかった。道の端に避けて、それを見送る。
「すまん！A！」
兄さんが駆け抜けていった。背中にはルパンレッドがくっついたまま。がんばってー、と二人に向けて声を送った。
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りいか - クッソ好きだ…………！なんだこのドストライクゾーン！！これからも執筆頑張ってくださいっ！ (2021年8月7日 2時) (
レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたる | 作成日時：2018年11月4日 22時
