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36-4 ページ49

―――圭一郎side
「んー?…兄さん」

背中から声が聞こえた。揺れに目が覚めたらしい。

「全く、出先で動けなくなるほど呑むな」

そうは言ったものの、Aの気持ちがわからないわけではない。Aが一番頼りにしていた先輩をギャングラーとは言え倒してしまった。

「…今日だけ」
「そうか」
「そうだよ」
「それがいい」
「兄さんこれどこ向かってんの」
「お前の家。送ってやるから寝ていい」

うん。グスッ、と背中からすすり泣く声が聞こえた。

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りいか - クッソ好きだ…………!なんだこのドストライクゾーン!!これからも執筆頑張ってくださいっ! (2021年8月7日 2時) (レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたる | 作成日時:2018年11月4日 22時

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