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―――透真side
公園のベンチでぼうっとしているAさんの姿が目に付いた。手には棒付きアイスを持っているが、すでに溶けており足元には水たまりができていた。

「Aさん、大丈夫ですか」

ゆっくりこっちを見たAさんの目は赤くて腫れていた。日暮先輩のこと、まだ引きずってるのか。Aさんは俺に気付いてニコリと笑みを浮かべた。

「ああ、透真くん。こんにちは。買い出しですか?」
「はい。そういうAさんは何を?」
「あー…アイス溶けてる…。暑くて、アイス食べてたんだけど、…その、色々思い出しちゃって」
「日暮先輩のこと」
「うん。信頼してた」
「でもギャングラー」
「ギャングラーっていうか…うん、悪い人だったね」

Aさんはゴミをゴミ箱にすて、手に付いたアイスを水道で流した。はぁ、と息が漏れた。

「…Aさん、良かったら今晩呑みませんか?魁利も初美花も未成年なので、付き合ってくれる人がいないんですよ」
「……じゃあ、じゃあお言葉に甘えようかな」

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りいか - クッソ好きだ…………!なんだこのドストライクゾーン!!これからも執筆頑張ってくださいっ! (2021年8月7日 2時) (レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたる | 作成日時:2018年11月4日 22時

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