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―――魁利side

「なぁ、ノエルってAちゃんのどこに惚れたの?」
「うーん。正義感に溢れて、優しいところかな」
「初対面でそれを見抜いたってワケ?」
「Aちゃんと会ったのはジュレが初めてじゃないよ」
「え?そうなの?Aちゃん、そんな感じじゃなかったけど」
「残念ながら忘れちゃったみたいだね」


―――初美花side

「ねえねえ、Aさん、ノエルさんのこと初めて見た時、どう思ったの?」
「初めて…」

んー、とAさんは首をひねる。ああ、と思い出したように声を上げた。

「体がよく動く人」
「へー。…あれあれ?ジュレであった時、ノエルさんってそんなに動いてたっけ」
「ああ、ジュレじゃないんですよ、初対面。ノエルさんは忘れてるようですけど」


―――透真side

「ってことがあったのー。再会したのすごくない?なんか運命っぽい」

女って運命とか好きだよなー、と魁利が呟く。そして魁利が首を傾げた。

「そう言えば、ノエルもおんなじような事言ってたけど。ジュレが初対面じゃなくて前にも会ってるって。Aちゃん、忘れてるみたいだって言ってた」
「えー!やばやばのやばいー!それってお互いに初対面忘れてると思ってるってこと?えーなんかきゅんきゅんするー」
「言ってやったほうがいいんじゃね?」
「ダメだよー、外野が口出ししたらこじれちゃう。あの2人普通にくっつくと思うから、そーっとしておくのがいいよ!」
「そーいうもんなの?」

キャッキャしている2人を眺める。どうでもいいが。

「さっさと飯を食え」
「なーなー透真はどう思う?」
「なにがだ」
「教えてあげるべきじゃね?」
「放っておけ。あいつらの問題だろ」
「そういうもんかね」
「2人が付き合い出したら教えてもらおー」

あまり周りが色々言っても迷惑なだけだろ。

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りいか - クッソ好きだ…………!なんだこのドストライクゾーン!!これからも執筆頑張ってくださいっ! (2021年8月7日 2時) (レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたる | 作成日時:2018年11月4日 22時

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