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あっつい！
頬を伝う汗をぬぐって、外に出たことを後悔した。天気がすごーく良かったから散歩ついでに買い物でもしようかなと外に出た。歩いて数分で汗だくだ。
「天気予報も言ってたじゃん…ばかじゃん…」
部屋の中はクーラー効いてたからなぁ…。帽子を被りなおす。アイス食べたい。近くのジェラート屋さんに行こう。もう一度汗をぬぐって気付いた。
「やぁ、Aちゃん。ボンジュール」
「ノエルさん…、こんにちは」
今日はグレーのベスト姿だ。警察の制服と違って眩しくない。
「Aちゃん、元気ないね。大丈夫かい？」
「もう暑くて…。ノエルさんは元気ですね」
「まあね」
まあねじゃねぇ。ふと、気になった。
「そういえばノエルさん」
「なにかな？」
「通報用キーホルダーを作ってから、ジュレ以外でノエルさんに会う頻度が増えた気がするんですが」
キーホルダーに目を落として、ノエルさんと視線を合わせる。ノエルさんはニコッと笑って。
「やだなぁ、僕はAちゃんのGPSを勝手に調べたりしないよ」
「私なにも言ってないですけど」
「…Oh la la〜」
「それ都合いいですよね」
ノエルさんが手伝うと言った時点で止めておくべきだったか。…まあいいか。警察官だし。…いやよくないな。
「Aちゃんはこれから何処へ？」
「暑いのでジェラート食べたいと…」
「お供してもいいかな？」
「どーぞ」
ニコッと笑ってさわやかイケメンが隣に立つ。あー…見目麗しいなぁ。ジェラート屋さんは少し列ができていた。2人で並んでメニューを見る。
「苺…うーん、あ、ヨーグルトにしようかな…いち…うーん…」
「僕、苺にするからAちゃんはヨーグルトにしたらどう？半分こしよう」
「ノエルさんならそう言ってくれると思ってました」
「さては今の、悩んだふりして僕がそう言うの待ってたね？」
「私はなにも言ってません」
「ずるいなぁ」
「オーララー」
「僕の真似？」
「真似」
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りいか - クッソ好きだ…………！なんだこのドストライクゾーン！！これからも執筆頑張ってくださいっ！ (2021年8月7日 2時) (
レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたる | 作成日時：2018年11月4日 22時
