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ジュレには問題なくつくことができ、魁利くんたちのお世話になることになった。案の定魁利くんは面白がっていた。予想はできたことだけどね。予想できなかったのはAちゃんのことだ。抱き合っている状況だからAちゃんの顔は僕の耳元にある。声や息遣いが耳元で聞こえる。しかも、僕と会話するときはできるだけ僕の方を向いてくれているらしい。ダイレクトに耳に届く。時折、息が耳や首にかかる。無自覚だろうか。ああ、元気になる。どこがとは言わないけど。
Aちゃんは僕の心拍数が高いのに気づく。仕方ないよ…！男と女の違いか、筋肉量の違いか、体の柔らかさが違う。背中に回した手に感じる肉とか。足に乗ってる太ももとか。時折胸に感じる膨らみとか。あーあー…落ち着け。Aちゃんの前では紳士でいたい。
Aちゃんがなにかもぞもぞと動き出した。元気になっていることがバレそう。しかも、さらに元気になっている。
「…っ、Aちゃん、その、あまりもぞもぞしないでもらえるかな」
「ごめんなさい、無理な体勢からか腰が痛くなってきて」
「僕に体重かけていいから」
「いや、それだとノエルさんがたいへ…」
不自然にAちゃんの声が止まった。触れている。何がとは言わないけど触れている。完全にセクハラだよこれは。Aちゃんがこちらに視線を向けているのがわかる。そっちを見れない。
「ごめん、本当ごめん。本当ごめん」
「…………。原因は私にもあるでしょうし、今日のことは水に流しましょう。お互いに」
Aちゃんの声が硬い。ああぁ…引かれてしまった？引かれてしまったよね…。こんな状況なのに、興奮しているだなんて。
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りいか - クッソ好きだ…………！なんだこのドストライクゾーン！！これからも執筆頑張ってくださいっ！ (2021年8月7日 2時) (
レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたる | 作成日時：2018年11月4日 22時
