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(※変合体IF。下ネタあり)
「強力ですね」
「そうだねぇ」
ノエルさんの胸に私の胸をくっつけたまま、ぽつりと呟くとのんびりとした声が返ってきた。
「二人とも、落ち着いている場合か」
つかささんの呆れたような声が降ってきた。ギャングラーの能力のせいで、私とノエルさんの体が磁石かのようにくっついてしまった。離そうとするが、かなり強い力らしく、簡単には離れない。ノエルさんと向かい合い抱きついた形でくっついてしまった。なんやかんやあって、現在はジュレにいる。三人とも、申し訳ない。ノエルさんは脚を開いて椅子に座り、私はその間に座り両足をノエルさんの右太ももに乗せている。ノエルさんの脚、痺れるんじゃない?と思っていたら、魁利くんが椅子をもう1つ用意してくれた。足をそこに乗せる。これでノエルさんの右太ももに体重をかけなくて済む。
「だって、つかささん。この状況、私にはどうにもできなくて」
「だからと言って、男に抱きついている形だぞ」
「あ、それ言うと意識しちゃうので言わないでください」
抱きついていると思うとどきどきする。抱きついてるのでなくて、くっついているだけだ。
「僕としては意識して欲しいなぁ」
「ノエルさんは黙ってて」
ノエルさんは私の背中に手を回している。腕は体にくっつかないので抱きしめているのはノエルさんの意思だ。この状況楽しんでいる。
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りいか - クッソ好きだ…………!なんだこのドストライクゾーン!!これからも執筆頑張ってくださいっ! (2021年8月7日 2時) (レス) id: 6698df4412 (このIDを非表示/違反報告)
わたる(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。 (2018年11月4日 22時) (レス) id: 33016a5e7b (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年11月4日 22時) (レス) id: d1b5e30223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わたる | 作成日時:2018年11月4日 22時