The goddess not to laugh.

おもしろい【ジェシーside】 ページ11

俺とリサは仕事のため身支度を済ませ
SWORDに向かう前に教会へ行く

そこはとても古い教会だが
リサが俺と出会う前から通っているところで
リサは仕事の前は必ずここに来て祈りを捧げる。

神と対峙し心を落ち着かせるように
静かに目をつぶり祈るリサ。

目を開ければもう彼女は
"The goddess to not laugh."になるんだ。


ジ)さぁ、行こうか。

リ)……ええ。

なにかのスイッチが入ったかのように
仕草や振る舞い方も変わる。
リサを恐れるやつらは
人格が二面ある彼女を魔女と呼ぶ。

俺にとってはどのリサも
輝く美しい女神に代わりはない


SWORDに向かっている途中
リサの雰囲気が変わったことに気づいた。


リ)……そのまま歩いてて

耳元で囁く

ジ)Okay.

そういうと一瞬にして尾行していたやつらの
背後に回り、一蹴にする。

そいつらを見下す彼女はピクリとも笑わない。
そして陶器のように白い肌は余計に恐怖を煽る。


ジ)Hey,Guys?どっちに用事かい？

"お前らの目的はなんだ？"

ジ)質問に質問で返すのは失礼だよ？笑

バイクのでかい音が鳴る。

？)ここで勝手なことはさせねぇ。

リサがバイクの男に目を向けお辞儀をする


リ)コブラさん、お久しぶりです。

コ)久しぶりだな。元気だったか？


リ)はい。おかげさまで心配事がなくなったので。

ジ)それって俺のこと？笑

コ)てめぇは誰だ？

ジ)ジェシーだ。よろしく。

コ)それよりお前らここに何しに来た。

コブラがピクリと眉を動かす

ジ)山王連合会のコブラさん？笑
大人しくやられてくれる？

そういって殴り掛かる

コブラは俺の拳を交わす。

へぇ、なかなかやるね笑


ジ)BABY？少し待っててくれるかい？

リ)5分だけよ。

ジ)Okay.

俺の蹴りや拳を交わしていく。
こいつ面白い。

久々に血が騒ぐ

お互い顔面めがけ拳を振るおうとした瞬間。

((ﾊﾟｼｯ))

俺ら二人の拳を容易く止めた彼女

リ)Time up.

コブラは驚いた顔をする。

ジ)まだやらせてくれない？

リ)だめよ。次の仕事が詰まってるんだから


コ)ﾁｯ…

ジ)分かったよ。

コ)……

コブラは黙ってこちらをみる。

リ)コブラさん、ごめんなさいね。
また会いましょう。

コ)ここで好き勝手はさせねぇからな。

そういってバイクにまたがり居なくなった

リ)勝手なことしてはだめよ？

ジ)わかってるよ。


にしても面白いやつだった。
また会おうぜ

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