俺たちの青春！2【東海オンエア】

緊張 ページ5

てつやside





今日は、メンバーもみんな緊張していた。


黒、ピンク、青、緑、黄、オレンジ、茶。


カラースーツに身を包んだ俺らは、いつもより表情が引き締まってる。



と「まみこ、緊張がもろ顔に出とるわ笑」


「うるさいなぁ、としみつもやん！笑」




虫「思うんだけどさあ、なんで僕とまみこのメンバーカラー地味なんだろう

まみこなんか普通のスーツみたいになってるやん」



「ね。私もみんなみたいなカラフルなの着たい！赤とか！」



り「まみこが赤着たらめちゃくちゃ目立ちすぎちゃうから笑」



今ここは、U-FES会場の控え室。



今日この舞台で、俺らのUUUM加入がサプライズ発表になる。



「…ちょっとトイレ行ってくる」




そう言って控え室を出ていったまみこは、もう10分と帰ってこない。





ト「おー、てつやじゃん！なんでいんの？」


て「いや、絡み方雑だなあ！笑 サプライズなのわかってるでしょ君たちは笑」



水溜りボンドのトミーとカンタが出番前に俺らのとこに来てくれた。


カ「あれ、まみこちゃんいないの？」



と「あー、あいつトイレ行くって言って、帰ってきてねぇ」


し「あ、カンタくんはまみこがお目当てかあ？？」



カ「い、いや、そんなんじゃなくて！」



ゆ「わかりやすっ笑」





そんな会話をしていると、


決して良くない顔色で帰ってきたまみこ。




カ「あ、まみこちゃん！久しぶり！」



「カンタくん！久しぶり〜！今度コラボ動画撮ろうよ」




平気を装ってるのがメンバーにはバレバレなのに、


普通を演じて見せる。





水溜まりの2人が去ったあと、



て「緊張でお腹痛くなるタイプだったねまみこは。」



り「高校の時の大会前もそんな感じだったもんね」




「ははは…ごめんね、緊張しやすいしそれが体調に出やすいんだよね」




し「受け入れてもらえるか、って？」



「…そう。」



て「大丈夫。そんなの俺らも同じ気持ち。まみこだけが緊張しすぎることない。」




この事務所のファンの方々に、受け入れてもらえるのかの、不安。


メンバーみんな、気持ちは同じだ。






て「俺たちは、俺たちを楽しむんだから。

受け入れてもらえなくても、こっから見せつけてやろうぜ」



と「てつやがカッコつけたこと言ってる！」



て「うるさぁーーい！こっちはまみこを励ますのに必死なんだい！」



「てつや、ありがとう。

みんなとなら大丈夫だね、何があっても」

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