呼び出し ページ34
てつやside
今日はオフの日。
1日ダラダラと過ごして、
タバコをふかしながら部屋でゲームをしていた、午後11時半過ぎ。
ｳﾞー ｳﾞーｳﾞー…
机に走る微振動。スマホを見ると、Aの文字。
まだ途中のゲームを放り出して電話に出る。
て「もしもし？」
「もしもし…？てっちゃ、なにしてたあ？」
明らかに回ってない呂律。
て「A？酔ってんの？」
「へ？酔ってにゃ、酔ってないよ」
て「うそこけ笑 誰かとおる？迎えに行くから場所教えて」
「さすがてっちゃ、私の心が読めるんだね、へへ」
ただでさえそんなにお酒強くないし、そこまで好きじゃないはずなのに、あそこまで飲んだ理由はなんなんだ。
位置情報を送ってもらって、急いでお店に向かう。
高校の友達〜とか言ってへらへら笑ってたから、よっぽど楽しかったのかもな。
・
て「…って、真姫やん」
真「てつや久しぶり、ちょっとこの子どうにかして笑」
「やだよォ真姫ちゃん、まだ一緒にいようよ」
て「かなり飲んだくさいね？笑」
真「久しぶりに会ったから結構話弾んじゃってね〜」
りょうとは中学からの仲で、城西陸上部マネージャーの真姫は、俺がいないと友達をつくれなかったAの、唯一の初めて自分で作った友達。
少しつり目がちで大人っぽい美人。
あの頃からAと真姫のコンビは影で男子から人気だった。
俺は断然A派だけどね
「真姫ちゃんは親友だもんね？」
真「いい歳して「親友」なんて恥ずかしいからやめてよね」
ツンとしてみせるけど
「真姫ちゃん顔赤ぁい」ﾆﾔﾆﾔ
典型的なツンデレなのも、面倒見の良さも当時から変わってない。
真「てことで、タクシー呼ばせようかと思ったけどお金払う意識あるかもわかんないから、てつや呼んだの。ごめんね？」
て「いいですよ？美人の頼みなんで。笑」
真「わー、またそういうこと言う
…ていうか、まだ気持ち伝えてなかったんだねAに」
真姫にもたれかかりながらほとんど寝ているAに聞こえないように、小声で言う。
て「…そんなん、言えるわけないやん。本気だからこそ…的な？」
真「なんで？それを伝えたからって崩れる関係じゃないでしょあんた達」
て「それは」
真「恋愛奥手キャラじゃないんだからしっかりしな」
ニッと笑う真姫は、俺の背中をバンと叩くと、
真「てことであとはAをよろしくね」
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mamico(プロフ) - 榛花_さん» いつも読んでいただいて、そしてリクエストいただいてありがとうございます！！なるほど、虫さんとの絡み！！具体的に書いていただいて助かります〜！早速書いてみますね！！！ (2020年5月6日 9時) (
レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
mamico(プロフ) - あんずまめさん» リクエストありがとうございます！深刻なお話、、、ご期待に添えるかわかりませんが、ちょっとだけその流れ考えてあるのでぜひ、お楽しみに...！ (2020年5月6日 9時) (レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
mamico(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» コメントありがとうございます〜〜！何も来なかったらどうしようかと思ってました泣 てつやくんとの絡みですね、了解しました！！ありがとうございます！お話書いてみますね！ (2020年5月6日 2時) (レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
榛花_(プロフ) - こんにちは！いつもひゃーとかきゃーとか一人で言いながら読ませていただいてます！リクエスト募集の更新を見て飛んできました。リクエストなのですが、虫さんとの絡みを下さい！休日虫さんとお洋服を買いに行ったり、髪とかメイクの変化に気づく虫さんとかみたいです (2020年5月6日 1時) (レス) id: c53519cc30 (このIDを非表示/違反報告)
あんずまめ(プロフ) - リクエストでちょっと深刻な話とかみたいです！ (2020年5月6日 1時) (レス) id: e2afd82088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamico | 作成日時：2020年4月15日 22時
