インスタライブ ページ23
ゆめまるside
「ん〜、今は撮影終わったところです
編集が終わってなくてスタジオに居残りしてます
…ははは、現実逃避してるのよ
ねぇ私のリスナーさんみんな優しすぎる〜!
無理しないでゆっくりやってね、って、ありがとうございます」
ゆ「…やば、ついに頭おかしくなってひとりごと喋ってんのかと思った」
撮影終わり、寝室の前を通ると、ベッドに座って何やらスマホに話しかけるまみこ。
俺の声に気づいて、
「あ、ゆめまるさんだ」
ゆ「え、なに?インスタライブ?」
「そうですよ〜、あ、みんな喜んでますよ写って写って」
唐突にインスタライブに乱入してしまった俺。
ゆ「あ、どうも〜、ごめんねリスナーの皆さんいきなり笑」
「ゆめまる来たし何しよっかな〜」
ゆ「質問コーナーは?」
「あ、いっぱい来た。
ねぇ、カップルに見えるって何?笑笑」
ゆ「ちょっと嬉しいから否定しないでおこーっと笑」
「おい、否定しろ!」
・
「お互いの第一印象は?ってよ」
「私は、なんか凄い速そうなイケメンおる、でしたね。部活で知り合ってますから」
ゆ「現役時代はもっと痩せてましたからね」
「懐かしいな〜!初めて会った時はこんなおデブじゃなかったのに
痩せてたらイケメンなんですよ、知ってましたか?みなさん笑」
ゆ「僕はねー、気が強そうでめっちゃ負けず嫌いな美人だな、でしたね」
「気が強そうってなによ、全然気ぃ強くないやん」
ゆ「いや目がさ、ちょっとネコ目?でしょ?だから気が強そうって思ったんだけど、全然そんなこと無かった笑
めちゃくちゃ人見知りするし」
「負けず嫌いはその通りだわ」
ゆ「そう、初めての記録会なのに、現役最後の試合かよみたいな悔し泣きしてたの!笑 あははははっ笑」
「恥ずかしいからやめろ!!笑」
思い出話をしてたら、すっかり1時間が経って。
ゆ「長く乱入しすぎたね、ごめんね笑」
「いやいや、楽しかったよ!ね!!
そろそろ編集頑張ろっかな!またやるねー!」
「久しぶりに懐かしい話できて楽しかった笑」
ゆ「俺も笑」
高校時代を思い出すと、いつも胸がギュッとなる。
あの頃、好きだった気持ちを思い出してしまうから。
一目見て釘付けになったあの走りと、悔し涙。
てつやとりょうと、一緒に走った河川敷。
これからも昔と変わらずに俺らの輪の中でずっと笑っていて欲しい。
そう強く思った。
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mamico(プロフ) - 榛花_さん» いつも読んでいただいて、そしてリクエストいただいてありがとうございます!!なるほど、虫さんとの絡み!!具体的に書いていただいて助かります〜!早速書いてみますね!!! (2020年5月6日 9時) (レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
mamico(プロフ) - あんずまめさん» リクエストありがとうございます!深刻なお話、、、ご期待に添えるかわかりませんが、ちょっとだけその流れ考えてあるのでぜひ、お楽しみに...! (2020年5月6日 9時) (レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
mamico(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» コメントありがとうございます〜〜!何も来なかったらどうしようかと思ってました泣 てつやくんとの絡みですね、了解しました!!ありがとうございます!お話書いてみますね! (2020年5月6日 2時) (レス) id: fd816e1ac7 (このIDを非表示/違反報告)
榛花_(プロフ) - こんにちは!いつもひゃーとかきゃーとか一人で言いながら読ませていただいてます!リクエスト募集の更新を見て飛んできました。リクエストなのですが、虫さんとの絡みを下さい!休日虫さんとお洋服を買いに行ったり、髪とかメイクの変化に気づく虫さんとかみたいです (2020年5月6日 1時) (レス) id: c53519cc30 (このIDを非表示/違反報告)
あんずまめ(プロフ) - リクエストでちょっと深刻な話とかみたいです! (2020年5月6日 1時) (レス) id: e2afd82088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mamico | 作成日時:2020年4月15日 22時