君はぷれいぼーい。 Fuma.K

ぷれいぼーい。24 ページ27

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勝「はよ」


あ「勝利。おはよ」


勝「もう…風邪は大丈夫？」


あ「うん、ありがとね」






あれから２日。


すっかり風邪が完治して、

久しぶりの、学校。



朝から、ずっと心配してくれる勝利。

ちょくちょく連絡くれて

気まずさもなくなった。




でも今日は、

なんか…元気ないように見える…？





あ「勝利こそ、大丈夫？」


勝「えっ？」


あ「いや、顔色悪いな…って」


勝「そ、そお？」





私が言うと、焦って顔を隠す。


…やっぱり。

絶対なんかある。



顔を覗き込むと、すぐに逸らされた。



…ほら、やっぱり。







あ「ねぇ、ホントにどうし…」


勝「あのさっ、！」


あ「…なに？」






話が遮られたけど

勝利の真剣な目に負けて

見つめ返した。







勝「あのさ…俺らって









.









.







　 ＿＿＿友達…？」









.






あ「え？」






突然の、意味不明な質問。


…なに言ってんだ。






あ「当たり前じゃん。他になにがあるの？(笑)」




当然のように私が返すと

なぜだか浮かない顔。






勝「ほ…ほんとに…？」


あ「えー？」


勝「だって俺……っ。






.




…いや、なんでもない」







ふわっと笑う勝利。


でも、眉尻が下がってて


ぎこちない、作り笑顔。





なんで、そんな顔するの…？

私の答え…間違ってる？









.









もう…









.





＿＿分かんないっ…。







そして今度は

私から勝利をじっと見つめる。


それに応えてくれる勝利。







あ「…じゃあ、勝利は









.









私のこと、どう思ってるの？」




勝「へ！？」








そう言うのと同時に出た

勝利にマヌケな声。


それは意外に大きくて

質問したこっちも驚く。







すると、



また、"ニセモノ"の笑顔を作った。









.









.









.








勝「＿＿＿＿友達……だよ？」









.









あ「…」






勝利のツラそうな顔の

原因が全く分からない。



私には…なにができる？




勝利は、どうして…









.









.









＿＿＿＿私の目を見てくれないの……？





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