君はぷれいぼーい。 Fuma.K

ぷれいぼーい。14 ページ16

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あ「ん…」




朝。


いつも通り起きて

身体を起こすと







＿＿＿グラっ、





え…？





また、ベッドに倒れ込んだ。




なに…？


突然めまいがして、

うまく視点があわない。



目の前が、かすむ。






母「Aー、起きてるのー？」





下から聞こえてくる、お母さんの声。


でも、それに答える元気がない。



不思議に思ったのか、階段を上がる足音。



次の瞬間、部屋のドアが開いて。






母「ちょっと、もうご飯できてるよ？」


あ「おかあ、さん…」


母「あら、どうしたの？ 具合悪い？」





近づいてきたお母さんの手が

私のおでこに触れた。





母「わ、すごい熱い…。
　 これじゃ学校行けないでしょ」


あ「でも…」


母「いいから、休みなさい。
　 今なんか持ってきてあげるわねっ。ご飯食べれそう？」


あ「ん…ムリ」


母「分かったわ。ちょっと待っててね」





お母さんが、部屋を出て行く。





あ「はぁ…ゲホっ！」





昨日、考え事しすぎたかな…。


最近は色んな事がありすぎて

頭パンクしそうだったから…。



とりあえず今日はゆっくり休んで

安静にしてよう…。

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