＊３４ ページ36
｢廉……
琴音さんは？｣
廉｢あぁ。宮村？……｣
そこだけ言って黙り込むから
妙に緊張する。
もし
もし
何かあったら私のせいなのに___。
廉｢無事やで。｣
良かった。本当に良かった。
無事、その一言で私の心の固い氷は
すーっと溶けた。
廉｢Aより状況が悪かったから入院やって。
Aも少し入院せなあかんて。
ホンマ、俺のせいで……。｣
｢……入院…？｣
廉のせいなんかじゃない。
私が悪いのに。
琴音さん
ごめんなさい。ごめんなさい。
｢琴音さん、どこ？謝りに行きたいっ！｣
そういって無機質な白く光るシーツを
よけてベットから降りようとした。
でも
｢……っ。ぃたっ…！｣
多分最初に気絶したときの
殴られた跡だろう。
痛々しい音がガーンと頭の中を響く。
廉｢あかんっ！まだ、治ってないんやからっ！
安静にしてなあかんっ。
…また完全に治ったら……一緒にいこや？｣
廉が私を引き止めそう優しく喋る。
確かにこのまま行っても迷惑になるだけだ。
そう思ってまたベットに静かに戻り、
シーツに身を包んだ。
｢ありがとう、廉。おやすみ。｣
今日は珍しかったなぁ。
喧嘩しなかったよ。
なんか変だけど前より仲が深まった？
気が少しする。
こんな酷い目にあってるのに
そのことが嬉しくてぐっすり眠れた。
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れんちゃむ - あなちゃんさん» よっ！お星様ありがとうー！！！感謝っ！！てか来るのはぇー（笑）あなちゃんの小説にもコメントしとくから！d(@^∇ﾟ)/ﾌｧｲﾄｯ♪ (2017年3月11日 23時) (
レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
あなちゃん(プロフ) - はろはろ！面白いねっ！お星様しといた！ (2017年3月11日 23時) (レス) id: a584e3a8a5 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 妃奈さん» うん！頑張るっ！！（＞ｗ＜ ） (2017年3月3日 23時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
妃奈 - れんちゃむさん» これからも頑張って！ (2017年3月3日 19時) (レス) id: 8ed153a6c8 (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃむ - 妃奈さん» ありがと！ありがと！現在総合６３位とか嬉しすぎ！ (2017年2月28日 19時) (レス) id: 4ca49d1eac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんちゃむ | 作成日時：2017年1月15日 22時
