せくしーたち7

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勝利side

お尻叩かれてる時は大丈夫だったんだけど、立ってたらだんだん気持ち悪くなってきちゃって、てでお腹押さえたりしてたんだけどダメって言われるし。

呼吸も辛くなってきた。吐きそうだし。って思ってたら自分でもビックリするくらい急に力が抜けて座り込んじゃった。怒られると思って立とうとしたけどできないし。

そしたら健人くんが慌ててソファに寝かしてくれて、毛布かけてくれた。で、病院連れてこられた。

「またー？勝利くんほんとからだ弱いねぇ。取り敢えず冷えてるから暖めて」
って毛布を何枚も被せられて、湯たんぽも持たしてくれた。

「で、なんで？普通はこんなに体冷えないでしょ？」
「...すみません」
「理由を聞いてるの。健人くん。」
「お仕置きで、上裸でケツ出させてちょっと寒めの楽屋で１時間くらい立たせました。」

健人くん若干声震えてる。俺寒い〜。まだ寒い。
「せんせっさむいっ」
「あー。隣の部屋の方がいいかな。あっちの方が暖まってるし移動する？いいよ？」
看護師さんが連れてってくれたらホントに暖かい。

てかお腹もいたくなってきた。トイレも行ってとにかく横になってた。辛くて。そしたら自然と寝ちゃったみたい。

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健人side

病院、ちょっと連れていきたくなかったけどそんなわけにもいかなくて、来たけど。やっぱり怒ってる。そりゃそうだよな。お仕置きで体壊させるなんて。

「...健人くん、お仕置きいる？」
「...いいです」
「でもお仕置きで体調崩させたんでしょ？大事な勝利くんの。身をもって償うのがいいんじゃない？」
もう決まってんじゃん。

「それに先生のお仕置きは絶対体は壊させないし。体に良いことしかしないよ。決定ね。今時間あるの？」
「...ありますけど」
「じゃあ大腸検査と胃カメラね。」

さいっあく。ほんとにない。最悪だぁ。
「どっちからいく？オススメは胃カメラ。」
どっちも嫌だよぉ！
「あ、でも勝利くん起きちゃう前に大腸検査した方が恥ずかしくはないかもね。」

「じゃっそれで」
もう泣きそうなんだけど。この人鬼だから。
「じゃあまず腸洗浄するよ。力抜いてて。」
手際いいから。あっという間にケツ出されてなんか薬塗られてる。

「うぅ...気持ち悪い」
「じゃ、管入るよー」
「んんん！！むりぃ！」
入ってくんのめっちゃわかる。

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