せくしーたち7

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聡side

どうしようもないバカなことした。健人くんの話聞いて全部に後悔してる。風磨くんの膝で泣かされながら、考えてた。
バチィィィィン！バシィィィィン！パチィィィン！

「ごめっなさいっ」
バチィィィン！パシィィィィン！バチィィィィン！
泣き叫んでたけど1回も止まらずに100回終わって立たされた。

「松島、お前の体は、お前だけが大事に思ってるんじゃないんだ。俺も中島も、みんな大事に思ってる。大切にしたいと思ってる。傷付けるな。」
「...ごっ！ごめっなさ！」
「うん。中島のとこ行ってきな。」

そう言われて健人くんの前に立つ。
「聡、手首見せなさい」
手首を出す。
「どんな思いで、やったんだ？健人くんに迷惑かけた俺最悪だとでも思ってやったか？」
「...うん」
「なら考えろ。俺は、これをしたことの方が最悪だと思う。悪いことしても許せるけど、これは許せないんだ。膝乗れ。」

バチイィィィン！パシィィィン！バアァァァン！
「うわぁぁぁぁん！！」

バシィィィィン！パチィィィィン！バシィィィン！
「聡、たって。」
もう痛すぎてそれどころじゃないけど、必死で立つ。勝利も風磨くんに立たされてる。

「仕上げだ。壁に手つきなさい。」
壁に手をつく。

「中島！それは...」
「だめ。わかるだろ？そんだけのことをしたんだ。」
風磨くんが健人くんを止める声が聞こえて怖くなる。だけど降ってきたのはいつもの定規だった。

ビシィィィィ！ピシィィィィ！
勝利と交互に振り下ろされて10回。痛すぎて悲鳴もでなくなってきた。もはや呻き声しかでない。

ビシィィィィ！
「...うぅ！あ！」

「菊池、聡からいくから体支えて。」
「...頼むから！中島！」
「ダメ。する。」
風磨くんが泣きながら俺の体を後ろから支える。勝利は壁に手を着いたまま号泣してる。

「聡、2回目だね。自分から自分を傷付けるの。絶対ダメなことだ。お仕置きだ。軽く足開いて。」
前にきた健人くんにそう言われて開く。

健人くんもまた泣いてる。細い棒を持った健人くんが振り上げて落とした。
「？！？！ぎゃあぁぁぁぁぁ！！！！」
棒を前に思いっきり振り下ろされて、何が起きたのかわからなくてしゃがみこむ。

「松島！寝転びな。寝転んだ方が楽になる。」
風磨くんに言われて寝転びながら押さえる。痛すぎて言葉にならない。

「菊池、次、勝利。」
「...わかったよ」
風磨くんが勝利の方に行ったけど、俺は痛すぎてもうどうしようもない。

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