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健人side
言われて、諭されて、やっと嫌われてたわけじゃなかったって気付いた。俺、Jr.になるの遅い方だったから自分の中の価値観が壊せずにいた。
こんなに他人に叱られることもJr.になるまでなかったし。心のどっかで悪くないって確かに思ってた。
ケツ出して膝に乗る。何回目だろ。もうほんっとに体が覚えるくらいこの膝に乗ってきた。
「お前が考えてたことはわかったけど、だからと言って手を出していい理由にはならない。厳しくする。」
バチィィィン！パシィィィン！バシィィィン！
「...っ！ごめっなさっい」
バチィィィン！バシィィィン！パチィィィン！
ずっと止まらず手が降ってきた。でも、さっきまでみたいに嫌われてされてるわけじゃないって分かってたから、痛いし泣いちゃうけどなんか、心は大分軽かった。
「健人、最後10回。」
バチィィィィン！！バシィィィィン！！
「あぁぁぁ！！」
厳しい平手が10回降ってきて、抱き起こされた。
「今日は甘えていいよ。」
そう言われたけど、今まで山田くんに甘えたことなんてなかったし、同い年だし、俺の方が背高いし、戸惑ってた。そしたら
「健人っ！俺、嬉しかったんだよ。憧れって言ってくれて。」
ってぎゅって抱き締めてくれた。
「絶対可愛がろうって絶対成功させてやろうって思ってた。だからこそ厳しくしちゃったんだ。ごめんな。これからも、多分厳しいままだけど大好きだから。」
そう言われて頭撫でられて、もういっぱい泣いた。
「ごめっなさっい！俺もっずっと尊敬してるっ」
「風磨のとこ戻ろっか。」
しばらくして山田くんに手を引かれて楽屋に戻った。
「風磨、あとはよろしく」
山田くんは楽屋に俺をおいてそのまま帰ってった。
「わかるよ。俺、全部は無理だけどちょっとはわかる。」
「...うん。俺もだよ。」
「これからもさ、2人で頑張ろ？」
「うん。ごめん。掴みかかったりして。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ま、俺が勝利に厳しいのはまた違うけど、それでも心から成功してほしいし、素敵な人になってほしいって思ってる。勝利もそれを理解してるのもわかってるし。
ちなみに山田くんは今でもたまに厳しい。でも基本的には頑張ってるなって褒めてくれる。
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和葉(プロフ) - リク、書いて頂きありがとうございました。 (2022年1月19日 16時) (
レス) id: 62a8e4edab (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 咲菜さん» 私なりですし、少しイメージとは違うかもしれませんが、書いてみたので読んでみていただければ嬉しいです！ (2022年1月19日 15時) (レス) id: 10faa0e236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 由真さん» いつも色々なリクありがとうございます。内容は変わってしまうかもしれませんが、考えてみます！ (2022年1月19日 15時) (レス) id: 10faa0e236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - あおさん» たまには風磨くんメインでも書いてみますね。リクありがとうございます！ (2022年1月19日 15時) (レス) id: 10faa0e236 (このIDを非表示/違反報告)
咲菜(プロフ) - もし、またリクエストさせて頂く機会があったら、その際はもっとざっくりした説明にしますね！基本調味料、さしすせそ、くらいに留めておきます。それでは。更新楽しみにしています。頑張って下さい。 (2022年1月19日 10時) (レス) id: e19bf08863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2022年1月16日 17時
