せくしーたち4

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聡side

健人くんにお仕置き始められたけど、マリが押してきたからマリが謝らないと絶対先謝りたくなかった。

バシイィィィン！パチイィィィン！
もう50回くらい叩かれて涙出る。でも健人くん、多分弱めに叩いてくれてる。あんまり俺がこうやって謝れないことってないから。

「はぁ。聡？謝れない？謝りたくない？どっち。」
「..．」
「もうしょうがないなぁ。仕事場に喧嘩持ち込んだのが悪いことだったってわかってる？」

健人くんが答えなくていい質問をしてくれるから、顔を動かして頷いた。
「そうだね。それはダメだったね。じゃあボーッとしてて集中できてなかったのは？悪かったってわかってる？」
また頷いた。

「ここまでのことで言うことない？」
「...ごめっなさっい」
マリとの喧嘩以外のとこなら謝れるからもう先に謝った。だって俺が悪いし。そこは。

「そうだね。最後。マリ押したこと。しかも本番中に。これは悪かったって思ってる？」
「...」
「わかった。じゃあこれのことは後にする。取り敢えず喧嘩持ち込んだこと30、集中できてなかったこと30。我慢しなさい！」

バチイィィィン！パシイィィィン！
ほら。さっきより全然厳しくなってまた始まった。
「うわあぁぁぁん！やだぁ！」
バシィィィン！パチイィィィン！バアァァン！

「...ひっくっ！けっけんとくんん！やめっ！」
パシイィィィン！バチィィィィン！
「聡、一回終わり。先にマリのお仕置きするから壁に向いて立って考えなさい。」

そう言われるとすぐに壁に向かわされた。でももう悪かったことのお仕置きは受けたもんって思ってパンツを上げたら
「誰がそんなことしていいって言った？いいわけないでしょ。さっさと下ろしてケツ出したまま考えろっ！」

ちょっと厳しめの声が飛んできた。それでも下ろさなかったら
バシイィィィン！
一発強めに叩かれて、慌てて下ろした。だってもう痛すぎるもん。真っ赤だと思うし。

「マリ、最初にチャンスあげる。言うことある？」
「...なぃっ！」
「そう。じゃあいいよ。言えるまでお仕置きだね。」

バチイィィィン！バシィィィン！パチイィィィン！

「！！もっやめっむりぃ！」
マリも50回くらい叩かれて声をあげてるのが聞こえる。
「マリ、お前はさっき正座しとけって言ったのにしてなかっただろ？だから助け船は出さない。自分で言いなさい。」

バチィィィン！パシィィィン！

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