せくしーたち10

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健人side

「けんとくんっ！」
「大丈夫？」
「あーもう全然元気だよ？ごめんね。心配かけて。」
見られるかもってことに焦ってたけど、心配そうな顔の3人見たら申し訳なさが勝つ。抱き締めてあげて、頭撫でてあげてたらみんな怒り出した。

「もう！頼ってよ！」
「なんでいっつも健人くんだけ抱え込むの？！おかしいよ！」
口々に叱られて、ごめんってひたすら言ってた。

「健人にお仕置きする？」
大倉くんがおもむろに3人に聞いたら3人とも固まった。
「ぇ...いいです」
「じゃあ今から健人が地獄見るとこ見る？」
「やだぁ」
3人はほんとお子ちゃまなんだからそんなん見たら多分泣く。

「...わかったよ。じゃあ風磨、3人のことどっか連れてっといて。終わったら連絡するから迎えに来て。」
それでみんなが出ていってくれた。はぁ助かった。

「健人、子育てがうまいな」
笑いながら言われた。まぁ頑張ってきましたから。
「よし。じゃあカテーテルから」
「ぎゃあぁぁぁぁぁ！！！」
慣れろよって感じなんだけどね、毎回新鮮に痛い。

またさっさと下にシート敷かれて四つん這い。ちょっと慣れた。こっちは。
「まだ赤いな。今日はこれで50回。」
これ？！え？！待って！
「おっおおくらくん？！それって」
「激怒してる風磨に渡された。なんか中居さんに貰ったんやろ？」

アイツ...まぁそうだよな。俺には出さないでくれてたけど怒ってるよな。ケツだって言うからまだましだけど。
「おっお願いします」
ビシィィィ！ピシィィィ！ビシィィィ！
「ぎゃぁ！！！え！あぁ！」

痛すぎる。何これ。鞭？鞭で打たれてる感じ。鞭で打たれたことないけど。

ビシィィィ！ピシィィィ！ビシィィィ！
大倉くんが止めるわけないから最後までそのまんま一定のリズムで叩かれた。俺はもう崩れそうなくらい号泣してる。
「よし。終わり。すげぇ音やな。」
「ひっく！はぁ！」
姿勢を崩して倒れこむ。

「あーあー。濡れるぞ？結構漏らしてたから。」
そう言われてはっとする。意識できてなかった！！うわ、やばすぎる。
「えぇ...。何で叩いたの？健人くん、お尻やばいんじゃない？あー。ちょっと一瞬オムツにしよ。」
先生が来て、されるがままでオムツはかされてお尻になんか塗ってくれてる。

「おっくらくんっすみませんでしたっ」
「いや、この棒えげつないな。風磨にちゃんと謝っとけよ？」
「はい」

その後すぐ大倉くんが4人を呼んだから慌ててオムツ隠した。

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