風邪引きZone【６】

☆健人【精神的に】 ページ9

勝利さいど
−−−−−−−−−−−−−−
健「勝利ー、お腹空いた。ここ入ろ？」

勝「そうやって急に止まるのやめて下さいって何回言ったらわかるんですか」

健「ごめんごめん(笑)」

健人くんとお買い物の日
車も使わずただぶらぶらしてるだけなんだけど
おしゃれなお店が並ぶ街で後ろを振り向くと健人くんが立ち止まってる
ほんと何回目だよ…

勝「うわー…」

おしゃれで落ち着いた雰囲気

健「よかった、勝利も気に入ってんじゃん」

勝「そりゃあ、健人くんが選ぶとこって大体はずれないし」

健「でしょ？」

健人くんが目ざとく見つけたカフェでランチ
こういう地元の憩いの場って感じのとこいいよね

勝「俺これで」

健「俺もそれ迷ってた！じゃあ俺こっちにしよ」

勝「じゃあ少しあげる」

健「やった！俺のも食べていいよ」

健人くんって俺にとっては大先輩だけどかなり楽しい
このあとは服とかも見る予定

健「うわー！これブログにあげよ」

勝「俺のも撮ります？」

健「あっ、まじ？ありがと。撮る撮る」

けんてぃーの写真タイムも終わって食べ始める
ちょっと値段はするけどね(笑)、やっぱり美味しくて満足

健「あー美味しかった」

勝「ここいいね。気に入った」

健「ね！また来ようよ」

勝「はい」

暖かい店内から出ると外は寒い
目当てのお店がなくても歩いてるだけで楽しい
ウィンドウショッピングってやつ

ふらふら歩いてた時
ほんとに突然のことだった

勝「あっ、健人くん！！」

危ない…!!
そう言おうとしたのよりも体が先に動いてて

勝「っ…ぁ…」

健「勝利!!」

全身に衝撃が走って意識が途絶えた

☆→←★

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す