風邪引きZone【５】

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健人さいど
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風「っ…うっおえぇ…」

健「きついな…」

脱水にはならないように水は少しずつ飲ませてるんだけどそれを飲むのも億劫みたいで
とにかく腹痛と吐き気が消えないらしい

聡「健人くん、マネージャーがタクシー呼んだから落ち着いたらロビー来てって」

健「了解、ありがとう」

聡がずっと連絡取ってくれてた

健「ちょっと落ち着いたら病院行こう」

風「疲れた…っ」

一瞬治まった隙にロビーに降りてタクシーに乗り込んだ
病院に着くと先生がすぐに来てくれた

何かいろいろ言われたけど焦りが大きくて、よくわかんなかった
最後に聞き取れたのは

「じゃあ胃カメラやってみよっか」

この状態の風磨にそれはかなり酷だろって思ったけど
原因わかんないのも怖いし

健「お願いします」

パパッと先生が準備を済ませる

「カメラ入れるよー。苦しいけどちょっと頑張ろうね」

風「っ!!おぇっ…」

爪刺さりそうなくらい拳握って耐えてたからそっと手を重ねた

「もうちょっとねー。あ、ほら、こいつ！」

健「え、気持ち悪！」

「こいつがアニサキスって寄生虫でね、今風磨くんを苦しめてる犯人。こいつ取っちゃえばすぐには痛み消えないけど楽になるから」

白い変なやつをとってもらうことに

風「はぁ…」

健「疲れたね、頑張ったよ」

またタクシーに乗って帰る時、風磨は疲れたみたいでぐっすり
あれだけ苦しんでたら疲れるのも当然だよね

ホテルに着くと風磨と聡の部屋に３人集まってた

聡「おかえり！大丈夫だった…？」

健「アニサキスってのだった。変な寄生虫みたいのが魚に潜んでて、それが体に入っちゃってたんだって」

俺も焦りすぎて説明はあんまり覚えてない

勝「うっわ、気持ち悪…」

早速調べた勝利が小さく声を上げた

マ「もういないの？」

健「うん、取ってもらったから。風磨ごめん、疲れたね。寝る？」

風「うん…ごめん」

疲れきっちゃって、俺が促すとベッドに潜った
普段なら自分で眠いって言うけどそんな気力もないみたい
５人集結して遠慮しちゃってたね

勝「まぁ落ち着いてよかったよ。俺らも部屋戻ろう？」

健「そうだな。聡もありがとな」

聡「うん、おやすみ」

今からあと何時間寝れるのか…
そろそろ夜が開ける時間だった

End

スマホ壊れて端末変えるので使えなくなる前に下書きした分大量更新です^^;

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