空気になれない girlside ページ12
結局、健人と出社することに。
満員電車に揺られております。
昨日のことがあったせいで、電車の揺れが気持ち悪さをます
『うっ、、、』
健人「A」
健人があんまり揺れないように、支えてはくれてるんだけど…
はっきり言うとこの体勢、めっちゃ恥ずかしいです
満員電車だし、しょうがないよね
健人「帰る?」
『、会社、行くんだもん。』
健人「、そっか」
健人に迷惑かけてるのは、自分でもよくわかっている
それでも今は
自分でどうにかしなければいけないのだと
そんな気がしている
何とか切り抜けて
やっとロビーまで来れたのに
横には
"好きだった"あの人がいた
顔、真っ青じゃん
どうせ、不健康な食事してるんでしょ
私の事なんて、、
なんも気にしてないんだろうね
風磨「あ、中島。はよ。」
健人「お、おはよ」
この2人って、こんな距離あったっけ
健人「俺、5階だから」
ボタンを押す時に、健人が言った
私は、7階に用事がある
押そうとする前に、風磨が7階のボタンを押す
少しだけ、息がつっかえる
ピンポーン 5階です
考えている間に
健人が降りていった
健人は、
「ケリ、つけなきゃダメだよ?」
優しいんだかなんだか。
2人きりの
静かなエレベーター
何を話せばいいんだろう
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作者名:ことここあ | 作成日時:2022年3月10日 12時