十三雫。 ページ13
.
「あの...すみません。
お邪魔させて頂いたところで
申し訳ないんですが、そろそろ...」
「ああ、そうだね。ひきとめて悪かったよ。」
「ごめんなさい、気を遣わせちゃったわね」
あの後10分ほど、いくつか話をした。
ゆかりさんは流星の泪で
Aのファンになったらしい。
俺のことも知ってくれているそうで、
ジャニーズの方よねなんて言ってくださった。
だけどその間中、
Aが口を開くことは一度もなく。
握ったままの手は少し冷たい。
そういう訳で、早めに帰ることにした。
「僕が送りますよ」
「ああ、すみません」
ヒロさんとは話したいことがある。
Aだって聞きたいこともあるはず。
「お邪魔しました」
「また来てくださいね」
ゆかりさんに挨拶をして家を後にすると
ヒロさんがAに微笑みかけた。
「いきなりで驚いたでしょう。」
「.......はい.......すみません」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 759人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひなの_FmKn - このお話すごく大好きです...！応援してます！ (2019年3月31日 16時) (
レス) id: c768473685 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - お話読ませてもらいました！とってもいいお話で泣いてしまいました！続きも気になるので更新してほしいです！ (2019年3月24日 14時) (レス) id: e1ff624753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YUi
| 作成日時：2019年2月12日 14時
