じゅうなな。 ページ17
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あのままふたりで片づけをして、
再び眠りについて。
目をさますと朝の5時。
変な時間に起きちゃったな、、、
目をゆっくりこすりながら、
体をおこした。
「あ、」
「おはよう。」
台所に立っていたのは、
「ふま。おはよ」
「ごめん、喉乾いたから
勝手にコップ借りたわ」
「いいよいいよ。
ふま、おきるの早いね」
私も台所にはいって、
お水を飲む。
まだ外は暗い。
「...中島はさ、」
「健人くん?」
「変に気を使いすぎるとこがあるんだよな。
優しいのはいいけど、
そこがアイツの一番の欠点。
...だからさ、Aが支えてやって。」
そこでまたごく、と水を飲みほす。
「ふま...」
「はじめて中島に
Aのこと紹介された時さ、
ふわふわしてて天然で...
中島が甘えられなさそうな女だなって
思ってたんだよ俺。
...でも、ちゃんと
芯の通った奴だったんだな。
やっぱ中島は見る目あるわ」
長めの髪をかきあげ、
ふっと笑う。
「ちょっと感動しちゃった、昨日」
ぽんぽん。
頭を優しく2回、叩かれる。
てっきりみんな寝てると思ってたけど。
おきてたんだね。
「.....んふふ。
ふま、私と健人くんの部屋おいでよ。
髪の毛結んであげる」
「マジ!?
ちょうど邪魔になってきたとこ
だったんだよ!」
さんきゅー!!
そう無邪気にいうふまは、
とってもミリョクテキなひとだと思う。
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むー汰(プロフ) - おおおおおお、プロポーズ!!!!!すいません、でしゃばりました…。 (2016年11月13日 22時) (レス) id: d0dcff0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏奈 | 作成日時:2016年10月9日 21時