じゅうよん。 ページ14
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「あーもう、ぐっちゃぐちゃ...。笑」
5人の男たちが雑魚寝してる中、
片づけながら文句をいう。
「ええっと...」
それにしても、
何から手をつけたらいいのやら。
「...A?」
と、眠そうに目をこすりながら起き出す彼。
残りのひとを起こさないよう、
ひそひそ声で返す。
「あ、健人くん。
ごめんね、起こしちゃった?」
「ううん、なんかふと起きた...
うわ、部屋ぐちゃぐちゃ笑」
時計を見ると深夜1時をまわってる。
明日お仕事早いかな?健人くん。
「ここは私が片づけるから、
だいじょうぶだよ。
健人くん寝て?」
そう言いながら洗いものを片づけようと
台所に向かう。
「.....ねえA」
「うん?」
健人くんの声が元気ない?
まあでも、寝起きだし。
「俺、アイドルやめようかなって思ってる」
「.......っっ!?」
慌てて口を抑えた。
絶対大声出しかけたもん!
「なんで...?」
「俺、Aに迷惑かけまくってるよね。
結婚してからもあんまり変わんないじゃん。
普通の人と違って
自由に出かけたりもできないし、
結婚の発表も
先延ばしになって出来てないし。
だったらアイドルやめた方がいいと思って」
出会って最大の問題が、私を襲う。
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むー汰(プロフ) - おおおおおお、プロポーズ!!!!!すいません、でしゃばりました…。 (2016年11月13日 22時) (レス) id: d0dcff0a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏奈 | 作成日時:2016年10月9日 21時