美少年の紅一点は、関西からやって来ました。2 (ページ41)

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渡瀬said
神「……二人とも！A困ってるから！！」

海「そうだよ！廉目やばかったよ？？殺しにかかってた笑」

岸「そりゃしょうがないだろ、お前ら。相手勝利だよ？？俺でも勝てないわ！」

海「いや、岸くん元々選択肢にすら入ってないから笑」

岸「………海人、それ言うなよ〜。俺にもちょっとは妄想させてくれよ！」

西「いや、岸くん妄想したいんですか？笑」

正「Aもこの2人に愛されるのは大変やな〜笑。」

神くんの一言で再び活気を取り戻した楽屋。

笑い合うみんなの様子を見て、2人もやりすぎたことに気づいたようで、申し訳なさそうにしていた。

紫「ごめん、なんか俺ら熱くなりすぎちゃったね………」

廉「恥ずかしいけど，俺ら勝利さんに焼いてしまってん。折角来てくれたのに、こんな雰囲気にしてしもうて、ほんまにごめん。」

そう言って頭を下げる2人。

そんな2人を見ていると，なんだか段々可哀想に思えてきた。

『大丈夫、気にしてないよ？私もごめんね。2人にそんな思いさせてたこと気づかなくて………。2人のこと，もちろん大好きだよ？？』

そう声をかけると、固まってしまった2人。

また変なことを言ってしまったのかと思い，焦っていると、今度はあー！！と言う叫び声が。

紫「そう言うとこ！！本当にずるい！！この天然！！無自覚！！」

廉「紫耀に天然とか言われたないと思うけど、こればっかりは俺も同じ意見だわ。もうちょっと発言には気をつけ？？すぐ変な男に捕まるで？」

紫「……なんかもう急に心配になってきた！！よし、俺今日Aと同じホテル行くわ。」

廉「俺もそうする。悪い虫付かんよう見張ってな。」

『え、何で！？何でそうなるの！？！？ちゃんと自分たちのホテル泊まってよ！！ねぇ，神くんからも言って？』

神「ごめん、A。こればっかりは俺でも助けられないや。頑張って！」

『そんなぁ〜…………』

この後、2人が私が泊まる予定だったホテルに電話をして、とんでもない圧をかけて、私の隣の部屋を借りたのは言うまでもない。

紫「でさ、結局誰が好きなの？？」

廉「俺も知りたい、誰？？」

『…………勝利く、ん…？』

紫「何で？なの？自信ないの？まだ俺らにもチャンスあるってこと！？！？」

廉「………よし、やっぱり4人でご飯行って決着つけよ！」

『だーかーら！何でそうなるの！？！？』

神「凄いポジティブ笑。Aも勝利も大変だな〜笑」