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藤井said
まぁ、早く決まるならいいか〜と、俺らも腹を括って、3人のじゃんけんを見守ることにした。
だけど………
「「『最初はグージャンケンポン！！！』」」
「「『あいこでしょ！！！』」」
「「『あいこでしょ！！！』」」
この3人、前々から気が合うなとは思っていたけど、まさかこんなに息ぴったりだったとは………
何度やってもあいこになってしまう。
ここで、冒頭に戻る。
『次決まんなかったらもうスタッフさんに決めてもらおう！』
浮那「「だな！」」
『あー！！またハモった！！もうハモるの禁止！！』
もうこれは決まらないだろうな………
その場にいた誰もがそう思いつつ、3人のじゃんけんを見守る。
ただのじゃんけん一つにその部屋にいた全員の視線が集中する。
3人が気合を入れて準備をし、中心でグーの手を作りスタンバイする。
「「『最初はグー！！！ジャンケンポン！！！』」」
那「…………やった！やった！！勝ったー！！！」
浮「え、負けた………」
『嘘でしょ………那須に？？』
なんと、ひだらせがパー・那須がチョキの一人勝ち！
部屋中から割れんばかりの拍手が起こった。
多分じゃんけんでこんなに拍手もらったのこれまでもこれからも那須だけだと思う笑。
岩「いやー、決まって良かったー！長すぎだよお前ら」
龍「マジ長すぎ、眠くなった」
藤「良かった〜！龍我が寝る前に解決して！」
金「………で、那須の意見何だっけ？？」
そうだ、白熱しすぎてすっかり忘れるところだった。
セトリ決めるためのじゃんけんだった。
那「えっと………………あれ、何だっけ？？」
浮「は！？嘘だろ？？」
『那須マジで言ってんの？？』
那「ごめん………マジで忘れた」
龍「おいー！！俺らが待ってた時間返せよ〜！」
岩「何のためにじゃんけんしたんだよ！」
金「ホワイトボードにもメモってないもんね……」
藤「………じゃあ、どーする？？」
結局、セトリはスタッフさんと相談して決めた。
マジであのじゃんけんをやった意味はわかんないけど、みんな笑ってたし、まぁ俺らも楽しかったからいいかなーって思ったり……笑。
まぁ龍我はかなり不服そうだったけど笑。
Aと浮所も那須に散々文句は言ってたけど、最終的には笑っちゃってた。
なんか改めて美少年っていいなーって思った1日だったな〜なんて笑。
流石にうるさいかな？？笑
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作者名：cocoa | 作成日時：2021年5月9日 13時
