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・・・だってシンメって、
どんなときも隣をみたら、いるんだよ。
そして、ずっとシンメとしてやってきた4人には、
それぞれ、ふたりだけで共有する、嬉しかったことや辛かったことがあるんだ。
俺は、
ジュニア時代初期の風磨くん健人くんを知らないし、
3人体制のとき聡とマリとは別々に活動していた。
どう頑張っても、俺にはわかってあげられない時間があって、
その時間をシンメのふたりは共有している。
・・・それがなんか、羨ましいなあって。
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だけど、
他の4人にはシンメがいるし、入る隙がないっていうのもあるけど・・・
全員と平等に接したかったから。
だから俺は、独りでも、真ん中で堂々と立っていようって。
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・・・でも、やっぱり心の何処かでは、誰かのいちばんになりたい、そう思ってた。
そしてたぶん、その相手は ーーー
「・・・聡くん。
俺が信じる人も、聡くんだから」
「っ、うん」
「・・・これからはちゃんと、話すね」
「・・・うん、待ってる」
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ーーー きっと、
.
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「勝利と聡ちゃんの信じる人って、ひとりだけなの？」
「っ、ケンティー？！」
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っ、びっくりした、
突然、ドアの開く音と共に、ケンティーの声が聞こえてきて・・・
聡くんと一緒にドアの方をみると、ここにいないはずの3人が。
いつのまにか、買い出しから帰ってきてたみたい。
・・・全然気づかなかった。
俺らに声をかけてくれたケンティーは優しく微笑みながら部屋の入り口に立っていて、
そんな彼を、これまた優しい顔をした風磨くんが、さりげなく支えている。
風磨くんの反対側では、なぜかマリウスがケンティーと手を繋いでいた。
「勝利も聡ちゃんも。
信じる人のなかに、俺らのこと、入れてくれてもいいんじゃない？
・・・信じる人、たったひとりに決めろなんてルール、どこにもないだろ？」
「っ、それは・・・」
「・・・・5人が5人の特別に、なればよくない？」
「風磨くん、」
ケンティーの言葉になんて返して良いのか分からなかったのか、ただ狼狽えるだけの聡くんに、風磨くんが続けて言葉をかけてくれた。
恥ず・・・って言いながら、鼻を隠す風磨くん。
・・・残念だけど、真っ赤なお耳が隠せてませんよ。
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mau(プロフ) - みえさん» みえさん、いつもお読みいただきありがとうございます！すみません、只今編集中につきパスワード設定にしております。終わり次第全体公開に戻すつもりでおりますので、もう少々お待ちいただけますと幸いです(＞＜) (2019年4月28日 7時) (
レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - ボニータさん» ボニータさん、いつもお読みいただきありがとうございます！�Г郎Ｆ�にでも全体公開に戻せたらなと思っております！大変申し訳ありませんが、もう少々お待ちくださいませ(T T) (2019年4月28日 7時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
みえ(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。続編が気になり読みたいです。よろしければパスワード教えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2019年4月27日 22時) (レス) id: 1d13031ded (このIDを非表示/違反報告)
ボニータ(プロフ) - mau様いつも忙しい中更新してくださりありがとうございます。是非とも続編を読ませて頂きたいのですが宜しければパスワードを教えて頂けないでしょうか。返信頂けると嬉しいです。 (2019年4月27日 20時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - かなでさん» かなでさんいつもありがとうございます！サイボーグ、めちゃめちゃわかります！心があるのかな？って疑っちゃうくらい完璧ですよね。完璧じゃないのに完璧に見せることがどれだけ大変か…そんなアイドルを応援できることに感謝です。 (2019年4月23日 12時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mau | 作成日時：2018年11月2日 22時
