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「Sexy Zoneのみなさんこんばんは」
「こんばんは〜」
「私は高校2年生のバスケ部です」
「おおっ、バスケ部！かっこいい〜」
「この間、3年生さん達の最後の大会があり、私もレギュラーとして試合に出ていました」
「すごーい」
「だけど、試合終了間際の私のミスで、逆転負けをしてしまい、先輩達の夢である全国大会出場を果たすことができませんでした。
・・・先輩たちは、気にしちゃダメだよって言ってくれたけど、先輩たちの血の滲むような努力を踏みにじってしまった自分が、許せません、・・・っ」
勝利くんが途中で言葉を詰まらせる。
控えめに唇を噛み締める姿がひどく痛々しかった。
・・・このメールに対して必要以上に感情移入してしまっているようにみえるのは気のせいだろうか。
だって今にも泣きそうな顔してる。
・・・いつもは、リスナーのみなさんからのメールに、ここまで感情的になることなんてないのに。
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・・・なぜ今日の彼がこんなにもボロボロなのか、
なぜこのメールに泣きそうになっているのか、
何も分からないボクには、ただ、彼の左手を握る自分の両手に、想いを込めることしかできない。
(・・・大丈夫、ボクがそばにいるから)
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今にも泣き出しそうな顔をしているくせに、ふぅ、と小さく息を吐いて気を取り直したつもりの勝利くんが言葉を続ける。
「・・・本当は先輩も、同級生も、後輩も、私のことを恨んでる気がして・・・毎日、辛いし、・・・先輩たちは引退するのに・・・っ、私だけ、続ける、のは・・・申し訳なくてっ・・・、
っ、・・・やっぱり私は、っ、責任をとって、・・・辞めた、ほうが、いいのでっ、しょうか・・・っ、
・・・・・っていうメール・・・っ、うっ」
「勝利くんっ」
勝利くんが、読み終わる前についに泣き出してしまった。
原稿の上には、彼の大きな瞳から零れる、キラキラした透明な雫がポロポロと落ちて、まるで紫陽花のような花模様が描かれる。
みたことのないくらい弱々しい姿に、堪らない気持ちになりながらも、
滅多にないこの状況に、思考が完全に停止してしまって、暫く動けずにただみてることしかできなかった。
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mau(プロフ) - �イ砲弔い謄灰瓮鵐伐爾気辰進�々、誠にありがとうございます。先程、パスワードを解除し、全体公開に切り替えましたので、お時間がありましたらお読みいただけると幸いです。part�Δ諒�もどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
Kazami(プロフ) - スタート当初から楽しませて頂いてます。続きを読みたいのでパスワードを教えて下さい。 (2018年11月2日 21時) (レス) id: dcd9ebab70 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。シリーズ5を読みたいのですが、パスワード教えていただけますか？お願いします！ (2018年11月2日 21時) (レス) id: 7776eaa6cf (このIDを非表示/違反報告)
ボニータ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます。シリーズ5の作品も読みたいのですが、よろしければパスワードを教えていただけますか。よろしくおねがいします。 (2018年11月2日 18時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - この度はわざわざコメントしていただき、ありがとうございました。引き続き本作品をどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年8月11日 22時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mau | 作成日時：2018年5月7日 21時
