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ーーー 過呼吸が落ち着く頃には聡も俺もぐったりで。
とりあえず、聡を楽屋の広めのソファに腰掛けさせて休ませる。
そのまま俺も横に腰掛けて、聡の背中に手を置いた。
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なんだか酷く疲れて、心配そうな顔を取り繕うことさえできなかった。
俺も、聡も、暫く無表情で床をみつめて、ただ座っていた。
(今までこんな酷い過呼吸、なったことないのに・・・なんでいきなり・・・)
無表情なのはお互い様だったかもしれないけど、ボーっと床を見つめる聡の横顔は無表情とかそんなものじゃなくて、まるで凍死してるんじゃないかってくらい冷たかった。
何故か、正体不明の焦燥感に襲われる。
だって、聡の横顔は、感情がすべて抜け落ちて、冷えきっていて・・・
まるで、人形のような ーーー
(・・・全然・・・いつもの、聡じゃない・・・)
・・・マリウスの言ってた通りじゃん。
こいつはきっと、ずっと前から、" いつも通り "なんかじゃなかったんだ。
俺は、ずっと、気付けなかったんだ、
・・・いつも一緒にいたじゃん、俺の役立たず。
「・・・そう、大丈「佐藤さん、ちょっといいですか？」
呼吸が落ち着いてもなお、聡の目に全く俺が映らないことにとてつもない恐怖を覚えて、どうにか呼び戻そうと名前を呼んだ。
だけどその声は、入って来たスタッフさんの俺を呼ぶ声に遮られてしまった。
「今行きます」
そう伝えて立ち上がってから、もう一度目の前の聡を静かに見つめる。
俺が今出ていったらこいつはこの部屋にひとりきりになる。
聡は床をみつめたまま、まだ震えていた。
(ちょっとひとりにした方がいいのかもしれないな・・・)
俺は何も言わずに静かに楽屋を出た。
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mau(プロフ) - �イ砲弔い謄灰瓮鵐伐爾気辰進�々、誠にありがとうございます。先程、パスワードを解除し、全体公開に切り替えましたので、お時間がありましたらお読みいただけると幸いです。part�Δ諒�もどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
Kazami(プロフ) - スタート当初から楽しませて頂いてます。続きを読みたいのでパスワードを教えて下さい。 (2018年11月2日 21時) (レス) id: dcd9ebab70 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。シリーズ5を読みたいのですが、パスワード教えていただけますか？お願いします！ (2018年11月2日 21時) (レス) id: 7776eaa6cf (このIDを非表示/違反報告)
ボニータ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます。シリーズ5の作品も読みたいのですが、よろしければパスワードを教えていただけますか。よろしくおねがいします。 (2018年11月2日 18時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - この度はわざわざコメントしていただき、ありがとうございました。引き続き本作品をどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年8月11日 22時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mau | 作成日時：2018年5月7日 21時
