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「・・・・・聡、どうした？」
「ハァ、ハァっ、・・・ハァっ・・・っ！」
「っ、ちょっと聡！」
っ、やばい、過呼吸だ
っ最悪、間に合わなかった、
まさかこのタイミングでなっちゃうとは・・・
やっぱり無理にでも止めるんだった・・・！
「っ、ハァっ、ハァっ・・・ハァっ、ハァ・・・っ！」
「っ、」
しかも今までで一番酷いんじゃないかってレベルなんだけど。
呼吸の乱れがどんどん酷くなって、手脚も大きく痙攣しちゃってる。
「ハァっ、ハァ、ハァっ・・・ハァっ、」
「聡、ゆっくり呼吸しよう。俺に合わせて？」
まずは呼吸を落ち着かせないと。
聡の正面に移動して、その両肩を掴みながら顔を近づけて、忙しない呼吸を自分のものと合わせようとする。
だけど、呼吸が乱れ過ぎて苦しいのか、背中を丸めた聡がついに座っていた椅子からずり落ちた。
床に蹲ったまま尚も大きく震えるその華奢な身体にどうしようもない気持ちになって、勢いよく思いきりギューっと抱きしめた。
( っ、細いんだよ馬鹿・・・)
抱きしめた身体がめちゃめちゃ細くなってて、俺より全然薄くなってて驚いた。
・・・絶対こいつご飯食べてないじゃん。
「ハァっ、ハ、ハァっ、ハァ・・・っ、ハァっ！」
「っ、」
(・・・聡っ、戻ってきて、)
堪らず、抱きしめている腕に、更に力を込める。
聡の苦しそうな呼吸は酷くなる一方だ。
俺が今してることも、過呼吸の対応としてきっと間違ってるんだっていうのは分かってたけど、いま、聡を捕まえておかなかったらどこかにいってしまうような気がした。
どうしても、聡をこの腕の中に閉じ込めておかなきゃいけない気がしたんだ。
どこにもいかないで、
( 聡・・・！)
.
俺は腕の中の大事な存在の微かな温もりを確かめるように、ただひたすら、その名前を呼んだ ーーー
.
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mau(プロフ) - �イ砲弔い謄灰瓮鵐伐爾気辰進�々、誠にありがとうございます。先程、パスワードを解除し、全体公開に切り替えましたので、お時間がありましたらお読みいただけると幸いです。part�Δ諒�もどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年11月2日 22時) (
レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
Kazami(プロフ) - スタート当初から楽しませて頂いてます。続きを読みたいのでパスワードを教えて下さい。 (2018年11月2日 21時) (レス) id: dcd9ebab70 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。シリーズ5を読みたいのですが、パスワード教えていただけますか？お願いします！ (2018年11月2日 21時) (レス) id: 7776eaa6cf (このIDを非表示/違反報告)
ボニータ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます。シリーズ5の作品も読みたいのですが、よろしければパスワードを教えていただけますか。よろしくおねがいします。 (2018年11月2日 18時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
mau(プロフ) - この度はわざわざコメントしていただき、ありがとうございました。引き続き本作品をどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年8月11日 22時) (レス) id: 056926957e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mau | 作成日時：2018年5月7日 21時
